軌道修正をするために・・・
みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。ペーです。
今回は、「振り返りジャーナル」の軌道修正についてです。その前に「ねらい」を改めて整理しておこうと思います。
〜「振り返りジャーナル」のねらい〜
振り返りジャーナルのねらいは大きく3つあります。
① 子どもと繋がるためのチャンネル作り
子どもと正直な言葉でコミュニケーションを取るためのチャンネル的機能です。子どもたちから「振り返りジャーナル」を通して得た情報をもとに子どもたちとコミュニケーションを取るための材料にしていきます。これが一つ目の目的です。(あくまで情報を得るツールです。文章のコミュニケーションよりも話すのが目的です。)
② 子どもたちの「メタ認知能力」を鍛える
子どもたちが毎日を振り返ることで、今の自分がどのような状態なのか。どんな気持ちなのかを書き留めておくことで自分自身を俯瞰的に見ることができるような能力を鍛えること。これが2つ目の目的です。
③「かく楽しさ」を味わうこと
振り返りジャーナル上において言葉の指導や漢字の間違いは指導しません。子どもたちが自身の言葉で表現することができるようにするのが目的です。だからこそ「かく楽しさ」を味わうことこれが3つ目の目的です。
以上の3つが「振り返りジャーナル」のねらいになります。
軌道修正について
先ほど述べた「ねらい」をもとに軌道修正するべき状態になったらその都度軌道修正を図っていきます。
〜軌道修正の例〜
・子どもたちの書く内容が「楽しかった」などで終わるようになった時
子どもたちの書く内容が「楽しかった」だけで終わるようになってしまう。これではねらいを達成できません。だからこそ、そうなってしまった時にはこのように軌道修正をしていきます。
子どもと話すときに・・・
ぺ:どんなことが楽しかったの?先生にもう少し詳しく教えてくれると嬉しいなぁ・・
のように間接的に支援をしていきます。直接しない理由はやはり、「書くこと」が嫌になってしまわないように。さらにいうと国語で学んだ表現などを使うことができていれば価値づけることも一つの方法となるかなと思います。
あとは、子どもたちと会話していく中で、書く内容をどんどんレベルアップさせていくことが必要です。
以上で「振り返りジャーナル編」を終えようと思います。
次の実践は、給食のシステムについてのお話をしようと思います。
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