人に内在する神のヒエラルキー

どうも皆さん。今回は神のヒエラルキーについてお話したいと思います。

毎度毎度のリマインド、ぼくの記事はすべて、誰かの思想、何らかの組織、団体の教義などに反するものではなく、個人的な主観で解釈した妄想のようなものでしかありませんので、そこを理解した上で読んでください。

これまでの記事で、神とは、人が絶対の見本として召喚した存在だと話しました。

この言い方では誤解を招きそうですが、決してファンタジーRPGみたいになんか魔法の力で召喚するみたいなそういうアレではないです。でもファイナルファンタジー14の蛮神は、かなりぼくの神に対するイメージと近いかもしれないです。

まずぼくの考えている神とは、実体は無く、かと言って何かエネルギーみたいな実存があるわけでもなく、完全に概念によって生み出された存在です。
昔々の賢かった人が、文明レベルの低い獣のような存在だった民衆を導くために生み出した完全性を持ったイデア的存在だと考えています。

そして、概念としての神には三段階の階層があり、それぞれが支配するモノがあります。

神のヒエラルキー

まずは最底辺、物質的な神である「力の神」です。立証実験などにより証明された科学などの領域を支配する神と考えると良いと思います。人間はこの力の神を最も重視します。何故なら、自分たちの生活に直接影響を及ぼす、マズローの欲求段階で言うところの、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求を満たしてくれるからです。

次に、概念や解釈によって、力の神の領域を分析し、便利な道具を生み出す元となる思考、思想、ひらめき、発想を支配する領域の神「偽りの神」です。何故偽りの神という名前を付けたかというと、その概念や解釈からは「愛」が欠けており、「偽りの神」を崇拝する者は常に、自分の神こそが正しいと主張しては争い合うので、真なる愛の神には遠く及ばない存在として、「偽りの神」と名付けました。実際、科学はすべて「反証可能性」を持つものですからね・・・・・・。この神は「ペセル」と名付けても良いかも知れません。聖書でよく言われる「偶像の神」がまさに偽りの神だからです。

そして最高位に位置するのが、愛やクオリアといった、とても人間の知能では理解し得ない領域を支配する「真の神」です。はっきり言って、この領域に到達する人は居ません。スピノザの汎神論やニーチェ哲学などは、ギリギリこの領域の底辺あたりに片足突っ込んでる感じはしますが、多分到達し得てない気がします。というか無理です。何せ証明不可能で反証不可能な絶対の領域なので。ミニスカートとニーソックスの間くらい絶対領域です。
ただ、解釈というものはクオリア無しには成し得ないものであり、必ずこの領域から始まります。よって最上位の支配領域となります。

今回の話は完全にヨタ話でしかない、筆者の個人的な神への解釈なんで、あまり面白く無かったかもしれません。

しかし、次元の低い神を崇拝しても、人が安心して暮らせる社会を成立させることは出来ません。争ってばかりになるので。

愛です、愛こそ全てなのです。赦しあい、慰めあいましょう。

愛とクオリアがどういったものなのか、どう生じたのか、ぼくはそれを知りたいです。

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