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卵アレルギーの発症予防には、どのような調理形態が有用かつ安全か?|2023年12月9日

■ ブログで公開した内容の深掘りです。

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離乳食における卵の早期導入が卵アレルギー予防に効果的 - 国内外の研究と知見

■ 乳児の離乳食開始と食物アレルギーの発症予防に関し、生後3から6ヶ月に卵を食べ始めると、卵アレルギーの発症リスクが下がるというメタアナリシスがあります。


■ この話は、2017年のPETIT研究から始まりました。


■ そして2017年6月16日には、日本小児アレルギー学会門家から卵アレルギーの予防に関する提言が発表されました。


■ この提言は授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)に取り入れられ、離乳食で卵を早めに始めることが多くなってきています。
■ 最近、滋賀県で2013年と2021年に滋賀県内の保育所を対象に行われた食物アレルギーに関する調査があります。
■ この研究では、0歳、1歳、2歳児の食物アレルギーの有病率が減少しており、特に卵アレルギーが大きく減少していることが報告されています。しかし、4歳と5歳の子どもでは逆に増加していました。

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