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ステロイド外用薬は、どれくらいのランク・期間・頻度で塗布すると、副作用を起こしうるか?

ブログで公開した内容を掘り下げています。

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■ アトピー性皮膚炎に対するステロイド外用薬は、現在でも第一線の治療薬です。

■ ただし、連日、同じ場所に塗ると、その部位の皮膚の菲薄化(薄くなる)などの副作用を起こす可能性があります。

■ 個人的に参考にしている報告に、まずリンデロンVを1日2回4週間、定期的に塗ると皮膚バリア機能低下をきたす可能性を示唆した研究結果があります。


■ しかし、皮膚に炎症がある場合に、プロアクティブ療法、連日塗布してから間欠塗布に持ち込む方法が推奨されており、たとえば週2回で長期に塗布する可能性もあります。
■ その場合に、週2回8週間塗布している報告があり、参考になります。

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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊