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デュピルマブやバリシチニブで効果不十分な、成人アトピー性皮膚炎患者に対するウパダシチニブの有効性は?|2023年11月17日

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小児皮膚疾患治療の進化:内服JAK阻害薬とデュピルマブの比較と適切な薬剤選択の重要性

■ 小児においても、内服JAK阻害薬、生物学的製剤が一部の年齢で使用できるようになり、治療の選択肢が増えてきました。

■ どの薬剤が良いかではなく、どの薬剤が、その患者さんに適切なのかを考えながら処方を組み立てる必要性があります。

■ より強力な薬が良いとは限りません。普通乗用車にジェットエンジンを積む必要性はないでしょうし、100kmで暴走しているトラックのブレーキが貧弱であれば止まらないでしょう。

■ そして最近、抗IL-4/13受容体抗体製剤デュピルマブ(デュピクセント)が小児適用となり、大きなトピックになっています。

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