見出し画像

乳幼児期のアトピー性皮膚炎は、その後の食物アレルギーを発症しやすくするか?:システマティックレビュー&メタアナリシス|2024年1月23日

※AIで作画したイラストに反対意見をいただきましたので、イラストを差し替えました。これ以前にもいくつか使用しておりますが、差し替えが大変なので、今後使用を控えるということでご容赦ください。

■ ブログで公開した内容の深掘りです。

( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m)


アトピー性皮膚炎が食物アレルギーのリスクを高めるというメタアナリシス、最近、再レビューされました

■ アトピー性皮膚炎が、経皮感作を通して食物アレルギーを発症しやすくなることは、多くの人に知られるようになりました。

■ 以前、システマティックレビューが行われており、乳児期のアトピー性皮膚炎が、その後の食物アレルギーの発症リスクを6倍程度に上昇させることが示されています。

■ しかし、そのシステマティックレビューが行われてから7年以上が経過しています。
■ 最近のシステマティックレビューがJEADVに公開されていました。

ここから先は

2,734字 / 5画像
この記事のみ ¥ 100

noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊