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比べるなら過去の自分。



先日、4歳息子の生活発表会がありました。


息子は早生まれなので、
まだ4歳ですが学年は年中です。

保育士をしていてもよく感じているのですが、乳幼児期の月齢差ってとても大きくて。



身体も小さめで、1月生まれの我が子と同じクラスの4月生まれの男の子とでは本当に1学年違うのでは?と思うぐらい息子が幼く感じる時があります。



そんな息子の発表会。
息子の園ではコロナ対策として学年ごとの3部制で実施されました。劇→楽器1曲→歌2曲の順番で45分程行われたのですが、昨年年少組の時は劇が終わった頃には集中力が切れてしまい、楽器と歌はその場に座り込みお疲れモード状態だった息子。


今年はどうかな~とドキドキしながら観に行きました。注意力が散漫気味で多動まではいかないものの、じっとしていることが強いられる場面では動きたくなってしまうタイプの息子なので、保育士目線で我が子を見るとグレーかなあと2歳ぐらいの頃から思っています。(実際に園の先生方から声を掛けられたことはないですが...)


なので、園の行事では"楽しみ"というよりは、"我が子大丈夫かな..."という気持ちの方が強く、いつもドキドキしながら参加させてもらっているのです。


そんな母の気持ちを知ってか知らずか。
発表会前夜「明日発表会だね!楽しみだなあ~。でもちょっと恥ずかしいなあ。」と気持ちを話していた息子。



結果。
めちゃめちゃ感動しました😭



何が感動したってグレー疑惑が晴れたからではないですよ 笑  やっぱり"彼なりの成長がちゃんと見られたから" なんです🥹✨


やっぱりこういう集団の場って、どうしても周りの子どもと我が子を比べて見そうになってしまうし、あの子はこうなのになんでうちの子は..っていう思考になりやすいと思うんですよね。


そういう目で見てしまわないように、息子の頑張りをちゃんと認めてあげられるように、発表会を観に行く前に去年の発表会の映像を夫と見返しました。



実際、去年の姿が頭の中に鮮明にあるとその姿と比べてという"我が子の育ちにしっかりとフォーカスして"観ることが出来ました。


・最初から最後まで30分を超える長い時間みんなと一緒にやり遂げることが出来たこと。(歌の時とか途中意識は何度か違う所へ行っていたけど 笑)
・自分一人だけのセリフをめちゃめちゃ大きな声で堂々と言えたこと
・楽器が想像以上に上手でリズム感が良いということに気づけたこと
などなどなど...


息子の頑張ったこと、彼なりに成長した姿を見つける事ができ、沢山褒めてあげられたことで私自身も自分の子育てを肯定できた気がしたし、息子のやりきった達成感と満足そうな表情が今でも鮮明に頭に残っています。



沢山の人に観られているいつもと違う雰囲気の中で、人に興奮しやすい息子がよくここまで出来たと思う。本当に感動しました🥹✨


保育士としては子ども主体の発表会に出来るかどうかが腕の見せ所というか、いかに強制させずに楽しさを引き出していけるかが大切で、小さな子どもたちにそれをさせる意味は?と保育業界ではよく話題になるけれど、やっぱり発表会のような大きな行事は幼児ぐらいになると緊張、不安、期待、葛藤、達成感などなど色々な感情を経験でき、子どもにとっても親にとってもとても貴重な成長に繋がる機会となるので、今回取り組んで下さった先生方や園には改めて大感謝だなと思いました。



子育ては常に心配事が尽きないけれど、息子を信じて"困った時はいつでも親に話してみよう。"という距離感でいられるように、なるべく周りと比べず息子自身の育ちをそばで支えてあげられるように母も顔晴ります。



子どもも自分も
比べるなら過去の自分。


息子にまた一つ教えてもらったので、焦らずに一歩一歩積み重ねていきたいです。



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