肌断食の知識の更新〜洗顔方法、食事療法〜

 先日の投稿通り、肌断食中に欲をかいて肌が荒れてしまい、すっかり自信をなくしていた私。しかしそもそも欲が出てきた原因は、肌断食を初めてかれこれ半年以上経っているのに、肌の様子が膠着状態だったことが原因である。こういう時にうっかり美容雑誌なんかを見てしまうと、「やっぱり肌断食には限界があるのかも」「最近の美容液なら進化してるから大丈夫かも」なんて誘惑に負けてしまうことは分かり切っていたので、新しく肌断食系の情報収集を行うことにしたのだ。
 そして見つけたのが、あいこ皮フ科クリニックの院長・柴先生のブログである。

 ふむふむと読み込むと、なんと「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」の著者の方でした!こちらの本は、宇津木先生の本に出会った当初から気になっていたものだったので、早速購入し熟読。

 読んで感じた、宇津木先生の主張との相違点はざっと以下の通り。

・食事について
 宇津木先生:特に言及なし
 柴先生:美肌の材料を摂取するという捉え方で最重要視されている。間違ったスキンケアをいくらやめても、材料が供給されてなければ美肌を作るのは困難
・洗顔
 宇津木先生:肌に直接手を触れないよう、手と顔の間の水や石鹸で洗う。
 柴先生:擦ってはいけないけど、汚れと石鹸を馴染ませるために、肌には触れる必要がある。また、石鹸洗顔だけではメイクが落ちない人、洗顔後の乾燥が気になる人については、大島椿のオイルの併用を推奨。
・日焼け止め
 宇津木先生:日常生活では必要なし。一日中炎天下にいるレジャーシーンなどでは仕方がないが、それでもワセリンベースのもの、紫外線吸収剤不使用、ウォータープルーフでないなど、優しいものを推奨。
 柴先生:美肌になりたいのであれば日焼け止めは一年中必須。さらに、シーンやシーズンによって強さを使い分ける必要あり。
・保湿剤
 宇津木先生:推奨する保湿剤はワセリンのみ。
 柴先生:ワセリンも良いが、ワセリンはあくまで保護剤であり保湿効果はないため、その人に合った保湿剤の使用は許容。ただし、ご本人は日頃保湿はされてないとのこと。界面活性剤を含まない保湿剤として、大島椿のオイルを推奨。

※ただし、柴先生が推奨される日焼け止め、保湿剤については、個々人の適応を見極める必要がある&素人がドラッグストアで手に入れられるものとクリニックで取り扱っているものは品質が異なるため、自己判断ではなく診察を受けた方が良い場合が多い。

 一番驚いたのは洗顔方法だ。これまでは、手が極力肌に触れないよう、ぬるま水を押し当てるだけの洗顔をおこなっていた。額と頬は常にぬるぬるしていたが、あれはきちんと洗顔できていなかった可能性が高い。ばっとニキビが増えたのは、皮脂が洗い落とせてなかったからかも?
 柴先生のおっしゃる通り、撫でるように優しく、けれど肌には触れる洗顔をしてみたところ、ワーっと顔中から白い角栓が飛び出てきた。柴先生のブログ曰く、純石鹸洗顔を開始したときの白い角栓は気にしなくて良いとのこと。そして、顔がワントーン明るくなった気がする…!また、ぬるぬる感も無くなった。乾燥するのではと思っていたが、宇津木式だった時と大差ない。しばらく洗顔は、こちらの方法を試してみることにする。
 また、美肌のための食事内容についても、私がこれまで良かれと信じてきた内容と結構違ってカルチャーショックだった。。

 宇津木式である程度肌が回復したものの、美肌と呼ぶにはまだまだ…のところで停滞している人は、ぜひ柴先生の著書とブログを読み込んでみて欲しい。ブログだけでも、無料でこんなに情報提供してもらっていいのだろうか…というくらい、有益情報満載である。何より、柴先生のチアフルさというか、エネルギーいっぱいでチャーミングな方なんだろうなあというのが伝わってきて、なんだか元気をもらえる。京都旅行と引っ付けて、ぜひ一度診察をお願いしてみたいな〜と思うのであった!♡

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