共感覚についてのあれこれ
こんばんは。はっとです。
以前、ブログやTwitterでも何度か触れてきたことですが、私は共感覚者です。
「共感覚」とは……文字に色が見えたり、音に色がついたり、人間の五感で隣り合ってるもの同士が相互に影響し合い、新たな感覚を生むこと。Wikipedia→ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/共感覚
私は中でも、数字や文字に色が見える「色字」。音に色がついている「色聴」。を持っています。あとは数字に人格や性別がある、などが強く出ています。
よく言われることには、「絵描きで共感覚を持っているなんて羨ましい。有利だ。」といったものですが、個人的にはあまりそうは感じていません。
私だけかもしれませんが、共感覚者にとって共感覚はごく自然なこと、無意識のうちのことです。共感覚を積極的に働かせてクリエイトなことをする……というふうにはならないのです。ちょっとした色の捉え方のクセ、みたいなものは絵に表れることはあるかもしれませんが、だからといって簡単に絵が描けたり、何の苦労もなしに絵の世界を完成させられるわけではないんですね。
少し前、私の「数字→色、性格と性別、距離」という概念についてメモしたことがあります。(見辛くてすみません)
ちなみに"距離"というのは、自分からどの辺りの位置に数字が見えているか、ということ。手前に見えるものもあれば、遠くの方にいる数字もあります。
性格、性別も多種多様。それぞれの個性により、私自身との相性も決まります。3は相性がよく、9は私自身を表しています。逆に6はモスグリーン、8はほぼ黒の茶で、私とは相容れないものです。
色に関しては、二桁以上になるとグラデーションみを帯びて、アイスクリームのように見えてきます。21や22などの20代の数字はブルーハワイ味にトッピングや重ねた味が…という具合。これはベースの2が青いことが全体に影響しています。
また、共感覚は子供の頃のが強く出ていました。自らの共感覚を最初に気づき始めたのは、ディズニーランド、または百貨店のそごう入り口にあった「イッツアスモールワールド」を見たときでした。
数字が人形に化けたり、さまざまな大きさの数字があったり…。それが自身の中にある感覚に、ピッタリと付合したのでした。最初はそれに名前があるとは知らなかったのですが、大学生の頃、その筋に詳しい友人から詳細を知りました。
普段はあまり、共感覚をテーマにした絵というのは描かないのですが、最近このイッツアスモールワールドを絵にしました。横浜そごうのエントランスにかつてあった、からくり時計のドローイングです。
共感覚は人により千差万別なものゆえに、なかなか語り尽くすことはできませんが、とりあえず思いつくことを書いてみました。また思い出したらつらつらと書いてみようかと思います。
拙い文章ですが、お読みいただきありがとうございました。
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