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なつかしい駅舎

西武池袋本店で開催中の「池袋・豊島・西武沿線 レトロ百貨店」に行ってきた。
昭和レトロなもので溢れた会場で、昔の映画や食べ物やおもちゃなどが展示されていたり売られていたり、一日中楽しめそうな空間が広がっていた。

一番興味を惹かれた、というか懐かしくて「おお!」となったのが、西武線沿線の昔の駅の写真を展示しているコーナー。

わが最寄駅でもある旧・中村橋駅。あれは27年前のこと(!)、私が初めてこの街へ引っ越ししてきた時はまだこの駅舎だった。高架になる前は本当にかわいらしい駅だったのだ。この駅のかわいらしさが住む場所を決めた要因の一つでもあったくらいに。
駅員さんはハサミをカチカチして改札で待ち受けており、切符に穴を開けてもらって入ったり出たり。
あぁ、脳裏に蘇る景色にはつくづく趣があるなぁ…。

そんなノスタルジーな感情を思い切り堪能することができる展示も面白いし、昭和初期の映画コーナーも楽しかった。宝塚出身の女優・月丘雪路さんが特集されていて、この言葉に心底同感する。

どんな仕事でもその成功、不成功は、
結局その人の人格、教養、体力、努力だと思います。

仕事ってつくづくそういうものよね。そう実感する私は紛れもない昭和世代。若い人はどう感じるのかな。