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学校、万歳!

ついに夏休みが終わった。

夏休みは自分がカンガルーになったような気分で過ごす。私の子どもはもう小学4年生なので、実際にお腹に抱えている必要はないが、意識のどこかで常に彼を支えているような気持ちでいる。

仕事に行けば、1本でも早い電車で帰らないといけないような気がするし、私が自分のことに集中していても、脈絡のない質問が飛んでくるし、自分の時間が侵食されて、心の底に不満の澱がたまっていくようだ。夏休みの宿題も手伝ったが、一緒に自由研究のスライドを作りながら「これ、やってどんな意味があるの?」と思っていた(まぁ、何か意味はあるのだろうけれど、その効果は時間が経ってからでないと分からない)。つくづく子育てには向いていない。もし生まれ変わる私に申し送りができるとしたら、”子育てはやめとけ。もう前世で十分経験した。”と伝えたい。

とにかく夏休みは終わった。私の時間が戻ってくる。ゆっくり味わってお昼ご飯を食べる、化粧品カウンターで肌チェックをしてもらう、1人でカラオケに行く、友人に会う…夏休みの間、我慢していたことをやりながら、少しずつ気持ちを立て直していこう。

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