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献血のお話。

こんばんは、pearです。今日、献血に行った際の生化学検査の結果がハガキで届きました。年末に栄の献血ルームに行ってきました。

今までは近くに献血ルームがあったということもあり、献血ができる年齢になってからはちょくちょく献血に行っていました。この前ので9回目です。昨年3月に自宅近くの献血ルームが無くなってしまい、ちょっぴり疎遠になっていたので久しぶりの献血でした。

自分が献血をする理由としては、誰かの役に立ちたい、ということもあるし、自分が健康体でいられるうちに貢献したい、というのもあるのですが体を循環している血液を抜いて綺麗にしたい、というのもあります。

はい、わかってます。将来医療に従事する者として、ずっと同じ血液が循環しているわけではない。壊され、また作られ、の繰り返しであるということは重々承知です。ですが、感覚的に汚いような気がしてしまうのです。(そんな汚いと思ってる血液を誰かにあげるのか!っていうツッコミはやめてください(。-_-。))

献血はやはりドナー側の安全面配慮もあり年齢制限だけでなく体重制限もあります。自分は400ml取らせてもらえないのでだいたい成分献血をさせてもらいます…。   なんだか少し悔しいのでいつか400ml取りたいです。

私は今大学3年生で12月から付属の大学病院での臨地実習が始まりました。その中で輸血部門も実習させていただきました。大学病院ということもあるのかもしれませんが自分が想像していた以上の製剤を毎日使っていました。ストックの量を各血液型ごとに決めて保持していたり手術の予定を確認して事前に発注をかけていても、予想外の大量出血や緊急患者、救急外来などで足りなくなることもあり、多いときには1日に8回も近くのセンターから持ってきてもらう、という話を伺いました。製剤には当然ながら使用期限もあります。残念ながら使われないということもあるかもしれませんが、でもだからこそ多くの人に献血をしてもらいたいです。輸血の適合にはABO型、Rh(+)、(-)といったD抗原だけでなく不規則抗体の有無も影響します。もしかしたら、自分が非常に稀な血液の持ち主かもしれません。一度献血に行くと自分への通知は血液型、Rhのみの通知ですがセンターの方で不規則抗体等を調べてデータを残しておきます。非常に稀な血液である場合、その血液が不足しているとき連絡が来ることもあるみたいです。骨髄バンクと似たような感じです。

身近な人ではない、どこの誰かもわからない人を助けるために多くの人に献血をしてもらいたいです。

そしてできれば400mlもしくは成分献血をお願いします。もしレシピエントが800mlの輸血が必要になったとき、400mlであれば2人との適合を満たせばよく、副作用の可能性が低くなります。200mlだと4人との適合となり条件が絞られてしまいます。そして、成分献血は輸血だけでなく、アルブミン製剤など各種分画製剤を作成することができます。

200mlしかできない方も、乳児への需要など、使われないわけではありません。医療発展のための研究に用いられることもあります。

確かに自己満足という部分も少なからずあるのかもしれませんがやらない人よりはよっぽどマシです。

あなたの1時間を誰かのために捧げてみませんか?

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