旅先で友人を作るのがうまい人

私の知り合いに、旅先で友人を作るのがうまい人がいます。その人は、私が昔勤めていたホテルのお客様でした。

日系アメリカ人のご夫婦（日本語は話せない）で、2人とも穏やかで、誰かれ構わず話しかけるタイプでもないのです。

お2人と過ごす中で、旅先で友人を作るヒントを見つけたのでまとめてみました。

【私が知っているエピソードの一部】

• 空港で助けてくれたスタッフさんと親交を深め、結婚式に呼ばれる仲に。

• 名古屋城で仲良くなった人に観光案内をしてもらった。

• たまたま接客に当たったホテル従業員（私）と今も親交がある。

• お気に入りのアウトドア店があり、日本各地域に担当の店員さんがいる。

ちなみに今年の春も、一緒に入った回転寿司で隣の席のご夫婦からたくさん話しかけられていました。

「やっぱりこの２人は何か持っているなぁ。」と感じ、彼らと過ごす中で旅先で友人を作るヒントが見つかったのでまとめてみました。

【旅先で友達を作るヒント】

気に入ったお店に通って顔を覚えてもらう

滞在中のエリアでお気に入りの場所を見つけたら、頻繁にそこに通っていました。数日の滞在でも、気に入ったカフェや店があればそこに毎日顔を出すのです。

そのうち、お店の方も「あれ？昨日も来ていた人だ。」と認識してくれます。
そこから会話が生まれ、お店の人とご縁が生まれ、その方がアメリカに来た時は案内をする仲になったようです。

旅先で馴染みのお店を持って、そこからご縁が繋がっていくってなんか素敵ですよね。

積極的に地元の人に助けてもらう！ そして目一杯喜ぶ！

旅先で困ったことや分からないことがあれば、現地の人と話すチャンス。ホテルの従業員や店員さん、観光案内の方にはよく質問していました。

その後はニッコニコ笑顔でお礼を伝えることを忘れずに。助けた方も、喜んでくれたらシンプルに嬉しいですよね。

そして、ミニお土産（キーホルダーとかマグネットとか）をいつも持ち歩いていて、助けてくれた人に渡しています。

場合によっては名刺を渡して「アメリカに来るときは連絡してください。」と伝えていました。

話しかけやすい雰囲気づくり

いつもアウトドアメーカーの服を身にまとい、訪れた観光地のキーホルダー（ナマハゲとか）をつけたリュックを背負っているお2人。

なんとなく「旅行で来ているのかな？」「可愛いキーホルダーつけてるし、いい人そうだな。」という雰囲気があります。

そして彼らを見ていると、目が合った人によくニコッと微笑んでいます。

以前も「靴下屋で買い物中に、英語を勉強している日本人から話しかけられたの。色々話せて楽しかったぁ〜。」と言っていました。なかなか靴下屋さんで買い物中に話しかけられることってないですよね。

ニコっと微笑む人って、優しい雰囲気と話しかけやすいオーラが出ているんだと思います。

終わりに

このお客様は、旅好きな私にとって憧れのご夫婦でした。

以前から「友達を作るのが上手だなぁ。色んな場所に知り合いがいて楽しそうだなぁ。」と思っており、一緒に過ごす中での気づきをまとめてみました。

旅先で友人を作りたい方のヒントになれば嬉しいです。