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KYLIE MINOGUE "DISCO"

KYLIE MINOGUEの新作アルバムDISCOがリリースされました。

18年にリリースされた前作GOLDENも僕は大好きでその年の年間ベストにも選びました。ナッシュビル録音でカントリーミュージックに接近した、と言われるこのアルバムですが、僕としてはカイリー流オールディーズ~60'Sポップとして楽しんでいます。先行シングルDANCINGがキャッチーで度肝を抜かれたのは昨日のことのように覚えています(みんな7インチ買えたかな?)。

GOLDENは彼女の作品にしては内省的で(歌詞もそうらしい)、落ち着いた内容で、ギターポップやインディーミュージック(シンセポップなど)が好きな人にもおすすめです。

その前作GOLDENがポップソングだったことへの反動からか新作はタイトル通りの全編ディスコソング。SAY SOMETHING、MAGIC、I LOVE ITと徐々に公開される楽曲がどれも素晴らしく、期待も高まりまくった最高のタイミングで到着しました。

その期待を越えるように踊れるナンバーばかりが並び最高ですが、なかでもアコギのカッティングとラテンアレンジで躍らせるMONDAY BLUESはインディーダンスぽくって大のお気に入りです。

このディスコソングの連打は、コロナ禍でパーティーやライブで集まれないリスナーへ「またみんなで集まろうよ」というカイリーからのメッセージとも受け取れ、その日が来るまで僕もなんとかサバイバルしようという気分になりました。まだ生のライブは一度も見たことはないけど、次の来日は行ってみたいなぁ。

カイリーはイギリスのチャートで4世代(80年代、90年代、00年代、10年代)それぞれで1位を獲得した初の女性ソロアーティストなのですが、このアルバムの内容なら今作で早々20年代も獲得してさらに記録を伸ばしそうですね。

最後にこのアルバムの予習用に(これからは復習になりますが)プレイリストを作りましたので、そちらもよろしければどうぞ。



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