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ロンドン街歩き フラムパレス ハウス&ガーデン散策

テムズ河沿いにあるフラムパレス。近くを車で通りかかったときに初めて存在を知ったのですが、素敵なガーデンがあると聞き、晴れた日に行ってみました。

1,300年以上の歴史を持つロンドン司教の住居

何気なく訪れた場所でしたが、Museumがあり、Bishops of Londonと呼ばれるロンドン司教が住居としていた伝統のある建物でした。無料で公開されている場所ですが、維持していくためにDonationにご協力を、とイギリス人マダムから呼びかけられ、心ばかりの寄付をしてから見学。さまざまな司教が住む中で様々な建築様式が組み合わされた建物に変化していったそうです。発掘調査も行われ、考古学的にも貴重な物が展示されていました。
広い芝生の庭に面したカフェも。

チューダー様式の建物入口のアーチをくぐると噴水が
ステンドグラスが美しいチャペル
祭壇の反対側にはモザイク画が
Bishopの肖像画と邸宅の内部

手入れの行き届いた美しいWalled Garden

建物から芝生の庭を抜けると、壁で囲われたガーデンが現れ、たくさんの夏の花がこれでもかと咲き誇っていました!市民の憩いの場という雰囲気。地元の方々がくつろいだり、ピクニックをしている姿が多数見られます。
とても驚いたのは、おそらく地元のボランティアの方だと思われますが、育てている花々や野菜を熱心に手入れされていたこと。Fulhumはイギリスの方がたくさん住んでいるエリアですし、この建物と庭を大切に保存していきたいという思いがひしひしと伝わってきました。

アーチ沿いに植えられたイングリッシュラベンダーも見頃
いくつものリンゴの木があり、たくさんの実をつけていました。
グラジオラスの青と黄色の花のコントラストが夏らしい!
美しいお花畑が広がっています。
ブルーを基調とした花壇。奥には温室も。
巨木の松の木には、大きな松の実が!これが松ぼっくりになるのですね。

黒猫や鶏も飼われていて、ガーデンで育てたオーガニックの野菜や花も販売されていました。これからも大切に守られていってほしいと思います。ちょっとしたデイアウトにぴったりですので、ぜひ訪れてみてください。

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