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大学受験が不公平に。私立だってクソだぞ。加筆あり。

先日、ツイッターで高3生が悲痛の声を上げていたところ、心無い人々から声が上がりツイッターが荒れた。

さて、その中で見つけた記事の一つの悲鳴である。

ここの記事から引用しよう。

|女子生徒は宇治市在住で、公立高校で学んでいる。通学先は4月上旬に始業式を開いて以降、今なお休校が続く。自宅での学習を支援するため、高校はプリントなどの課題を郵送で届けているほか、教員が授業の動画を配信している。それでも、女子生徒は教室での授業に比べると学習の理解に差があることを実感し、「10月で3年の課程を終え、その後で受験勉強に専念するプランは難しくなった」と考えている。|

一部の私立校では早々とオンライン授業の導入がされ、感染者の少ない他県は授業を再開したりしている。

子供達は思っているのである。大人たちの気まぐれで振り回さないでもらいたいと。

来年から大学入学共通テストに切り替わり、準備をしてきた英語検定は中止になるし、その上でこのコロナ騒ぎで、高3生は踏んだり蹴ったりなのだから、ツイッターで嘆くのも許してやろうではないか。

自宅学習なのだから、いまこそ大学受験の学習が出来て、ライバルを蹴落とすチャンスだとか、親の経済状況によって学習のチャンスが左右されることを嘆けば、貧富の差は、どこかで断ち切らないとダメだから頑張れとか、確かに正論であるが、今、不安な気持ちを吐き出している高3生達に、少しでも前向きに導く言葉を掛けられないのであろうか?

現在話題に上っている9月入学もしかりである。

30年以上前、中曽根総理の時代に、やはり9月入学の話が上がったが、多方面で不都合が生じるという事で頓挫したらしい。親の転勤は4月である為など、なるほど、そういう面での不都合があるのかなど。

現在、4月入学と欧米などの9月入学という時差で、すでに半年の出遅れが生じているらしい。これを9月入学にすると、1学年の遅れが出てしまうらしいのである。

息子福山は、チャレンジ受験に失敗をし、私立に進んだのである。上の娘の時代から気になっていた私立に期待を寄せていたが、実際、塾がいらないなんてまぼろしだった。

特進の生徒でさえ、特進の授業を受けつつ、予備校通いをする羽目になる事を、入学してすぐに情報を得たので、学校に寄せる不信感はぬぐえなかった。

息子福山の友達は、息子福山よりずっと上の偏差値の私立であったが、やっぱり予備校に通っていたところをみると、一般受験に関しては、同じ予備校に通わなければいけないのであれば、授業料の安い公立の方が、家計にやさしいと思ったものである。

自宅学習で勉学をやらなければいけない事は、高3生には自覚はあるはずである。SNSで嘆くぐらい許してやれよ。そして、将来を考えれば9月入学が日本の為にならない事を把握して、今を乗り切れるように大人が背中を押してあげなければいけないのである。

※9月入学の扱いに間違いがあった模様です。1年遅れになる訳ではなく、半年前倒しになるのかも。詳細はニュースでご確認ください。


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