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「はたらくをよくする®」ピースマインドの研修部は新メンバーを募集しています!

こんにちは。
ピースマインド・広報担当の末木です。

コロナ禍の現在、在宅勤務の増加、感染リスクがありながらも出社が求められる社員の対応など、過去予想できなかった新たなストレス要因が増えています。
ピースマインドのEAP(従業員支援プログラム)相談では、在宅勤務に関するストレス対応やマネジメントの課題に関して多くの相談が寄せられており、働く人のセルフケアや管理職による部下メンバーへのラインケアが急務であると実感しています。

今回は、日々急速に変化し続ける状況の中で、お客様のニーズに沿ったサービスが提供できるように試行錯誤しながら研修を開発・提供している、研修部の田中部長と石川グループ長に、研修開発の経緯や今後の展望と「わたしたちのはたらくをよくする」についてインタビューしてみました。


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田中秀憲プロフィール
研修部 部長
家族構成は、妻と子供3人。長男・長女は独立し、現在は妻・次女と3人暮らし。
マインドフルネス瞑想を毎日実践。新しい学びが好きで、現在2つのスクールに入って研鑽中。在宅勤務気に入っています!刺激の多い毎日を過ごしています!

石川裕子プロフィール
研修部 グループ長
現在は母と2人暮らし。
各種ダンス、華道を長年やってきました。
表現活動による癒しや自己成長をサポートすることに興味があり、勉強を続けています。

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コロナ禍における新しいスタイルの研修開発

末木
先日リリースした「メンタルヘルス・オンライン研修」開発の経緯を教えてください。

田中
今年の2月、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、予定していた研修のキャンセルが相次いだんです。これから先の事が予測しにくい時期でもあり、対面の集合研修はどうしても密にならざるをえないので、状況を鑑みるとキャンセルはやむを得ないものの、せっかくピースマインドを選んでくださったお客様にサービスが提供できない状況が続いては申し訳ない。何とかしなくては。。。と毎日考えていました。
そうこうしているうちに3月に入ると、外資系のお客様からコロナ対策の研修をオンライン会議システムを使って実施してほしいという要望が出始めました。

末木
外資系企業は先進的なお取り組みが多いですよね。ピースマインドでも全社員がフルリモートワークに移行する前から、社内の会議はgoogle meetやZoomといったオンライン会議システムを使っていましたが、研修をオンラインで実施するにあたって苦労はありましたか?

田中
確かに社内会議で使った事のあるツールもあったので、オンライン会議システムを使うことに対する心理的なハードルはそれほど高くなかったかもしれない。しかしながら、お客様側が使用しているツールでサービス提供をするとなると、今まで触れたことがなかったツールや研修に必要な機能を新たに習得する必要が出てきて、研修部メンバーみんなで試行錯誤しながら何度もテストを繰り返して仕組みを覚えていった感じですね。

末木
同時期にオンラインセミナーの運営を始めた営業部メンバーも同じような苦労があったと言っていました。慣れてしまえば何でもない事でも、コツをつかむまでは大変ですよね。

田中
そうね。最初はもう大慌てで準備して。笑
でも回を重ねる度に感触を掴んでいって、この知見を活かそう!とういう流れで開発に至りました。

末木
研修形式は、レクチャー型の他に双方向型というものがありますが、その特徴を教えてください。

田中
レクチャー型は大人数参加が可能で情報インプット中心型になります。双方向型は参加者を少人数に限定しワークや話合い重視になります。採用いただく顧客や参加者の二ーズに沿って、選んでいただきます。大雑把ですが、レクチャー型だと講義インプット9割、Q&Aが1割、双方向型ですと、インプット5割、残り5割がワークや話合いといった時間配分です。
双方向型では小グループでの話合いもあり、全体で話し合うよりもより緊密な話合いを行うことができます。他者との意見交換の中で、貴重な気づきを得ることが可能です。

末木
インプットとワークどちらを重視するかで形式を選べる様になっているんですね。3月からピースマインドで無料開催したコロナ対策セミナーは、どのテーマもとても多くの方にご参加いただき、メディアからの取材もたくさん受けました。「集まる」ことができない中で、「集まらない」でできる研修やセミナーの形式に需要があったことは勿論ですが、世間の関心が「コロナ禍におけるセルフケア・ラインケア」に集まったということですよね。

田中
誰もが目に見えない敵と戦っている状態で、自ずと不安やストレスが蓄積されてしまう状況ですからね。ピースマインドには、震災ケア等の企業向けクライシスケアで培ってきた知見があるのだから、より多くの人に届けて少しでも社会の役に立ちたいという気持ちが、ここしばらくピースマインドの社員ひとりひとりの原動力になっている様に感じます。
コロナ禍においては不確実で不透明さが増します。その中で在宅勤務などへの新しい働き方に半ば強制的に変更せざるを得なかった。慣れない変化を無理にやりきろうとするとどうしてもストレス反応がおきます。社員ご本人は自分のセルフケアを実施いただき、管理職の方には社員のラインケアを実施いただきたい。そこには、予期せぬ変化が起きると私たちのこころはどうなるのか?対応はどうすべきか?など専門的な観点を参考にしていただきたいと思います。

末木
研修コンテンツにはセルフケア、ラインケアの他にハラスメント防止をテーマにしたものもあります。6月にハラスメント防止法が施行されましたが、コロナ禍の今だからこそ注意すべき点などありますか?

田中
テレハラ(テレワークハラスメント)あるいはリモハラ(リモートワークハラスメント)という言葉が出ています。在宅勤務中にZOOMなどのオンライン会議システムを使用してコミュニケーションを行うのですが、オンライン会議システムをずっとonしておくべき、とか、10分置きに行動を報告せよ、といった行き過ぎた監督管理への違和感などが出てきています。今までは出社している状況でのハラスメント予防対策だけで良かったのですが、これからは在宅勤務におけるハラスメントに関しても予防対策が必要になります。


ピースマインドの「はたらくをよくする®」研修部の特徴とこれから

末木
研修部では、いま新メンバーを募集していますよね?新メンバーと共にどのようなチームを作っていきたいと考えていますか?

田中
今世の中は大変な時期を迎えていますが、それは変化の良い機会であると捉えることができます。オンライン研修には集合研修とは違うメリットを感じていますし、またeラーニングも現在開発中です。既存の商権をしっかりと維持しながら、新しいことにも共に挑んでいけるチームを作っていきたいですね。

末木
そのためには、どの様な人と一緒に働きたいですか?

石川
募集している職種は研修サービス運営業務なので、感度高く業務を回してくれる様なマルチタスクが得意な方が良いですね。

田中
いわゆる「事務職」で定型業務を流すのではなく、好奇心旺盛で提案型の思考を持った方と一緒に考えながら業務を進めていきたいです。業務の改善案などもどんどん出してもらって一緒に進化していくチームを作りたいです。

末木
業務の中でピースマインドの研修部ならではの楽しさを感じるポイントを教えてください。

石川
先進的なお取り組みが多い外資系のお客様対応は特に刺激になります。研修内容もいろいろなトピックがあってとても勉強になるし、お客様のニーズに沿って研修講師と一緒に構成していく面白さもあります。業務の中で、いつもいろいろな種をたくさん集めているような感覚です。

田中
お客様からの学びポイントは本当に多いのですが、中でもやはり外資系のお客様は考え方のテンポがとても早くていつもポジティブなので刺激を受けます。パラダイムシフトが上手で、どんなピンチでも必ずチャンスに変えていこうという姿勢や、決して立ち止まらず、つかみ取って立ち上がるレジリエンスの高さをコロナ禍の対応で特に実感しています。

末木
お客様とのコミュニケーションの中でいろいろ学ばせていただけるのはありがたいですよね。パッケージを提供するだけでなく、お客様に伴走しながらサービスを提供することはカウンセリングの基本姿勢を活かしたピースマインドならではの対応ですね。

田中
研修の商品にはまだならないけど、種になりそうなことを社内で実験してコンテンツ開発に活かす事も多いですね。自由にいろいろなことにチャレンジできる風通しのよさもピースマインドならではかな。

末木
以前、社内で粘土を使ったワークショップのようなものを開催されていましたが、あれも研修コンテンツ開発の一環ですか?

田中
世代間格差を埋める目的のチームビルディング研修の構成で、年代関係なく楽しく簡単に使える素材を使ったワークないかな?・・・と考えていた時に閃いたのが粘土でした。まずはピースマインド社員のみんなに協力してもらって、粘土を渡してテーマを決めずに何でもいいから好きなものを作ってもらい、その反応がどんなものか実験してみました。

末木
社内で急に粘土渡されたら、え??と思うけど、みんなでわいわい好きなもの作ることがまず楽しかったし、できあがったものをネタにあれこれ話すのも面白かったです。コミュニケーションがとても活性化されましたよね。

田中
実際に自分でもやってみて、みんなの反応をみながら「こうした方が面白くなる」「ここを工夫するともっと伝わりやすくなる」と構成のヒントを得ています。

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*社内ワークショップで広報・末木が作った粘土作品。動物を作る人が多い中、寿司をつくった強者もいて盛り上がりました。


末木
ピースマインドの全社会議の前にも必ずアイスブレイクがあって、ファシリテーターはいつも研修部ですよね。
前回はZoomのブレイクアウトセッションを使ったワークでしたね。いつもどうやって着想を得ているのですか?

石川
リアルの場でもオンラインの場でも、誰もが簡単にできて、なんとなく人となりがお互いに感じ合えるようにするには・・・と考えます。全員がオンラインで参加する全社会議は前回が初めて。ともすると、物理的な要因で参加意識が薄れる可能性があり、まずはアイスブレイクでひとりひとりに口を開いてもらうことが大事でした。ブレイクアウトセッションは少人数のグループで話しやすいこともあり、試してみました。「在宅勤務で工夫していること」というお題でお互いの今をシェアしてもらいました。後で、「面白合かった」「楽しかった」という声も聞こえてきてよかったです。

末木
ランダムにチーム分けされる機能だったので、直前までチームメンバーがわからないのもワクワク感があって良かったです。
以前は15時頃にストレッチ教室もありましたよね?
いまは在宅勤務の日がほとんどだからオンラインでもぜひ開催してほしいです!!

石川
以前は「ほぐほぐタイム」と名付けてやっていました。改編前の組織でストレスチェック後に職場改善案を皆で話し合って出てきたアイデアです。毎回テーマを決めて10分程度のプログラムにし、時々ペアワークなども取り入れて自然に交流できるようにしました。最終回はそれまでの回でやった動きを取り入れつつ短い振付けをし、若手も部長も一緒に踊っちゃいました。そうですね、オンラインで気軽に参加できることを考えましょうかね。まずは、皆さんイスから立ちあがりましょう・・・と。笑


「わたしたちのはたらくをよくする」

末木
最後に田中さんにとっての「わたしたちのはたらくをよくする」とは何ですか?

田中
働くことによって相手に貢献でき、その貢献の機会を通じて自らを成長させることができます。これは本当に楽しく、やりがいがあります。私たちは、今この大きな変化の時代の中で”こころ”を扱っています。この”こころ”というのはなんとも捉え難いものですが、これから未来に向けて、ますます重要なテーマになります。この捉え難い”こころ”の扱い方について、ぜひ私たちの知見を、相手に分かりやすく、役立つ形にして届けたいと思います。そのプロセスを通じて「わたしたちのはたらくをよくする」ことが実現していくと考えています。

末木
石川さんにとっての「わたしたちのはたらくをよくする」とは何ですか?

石川
多くの人がそうかもしれませんが、この変化の多い時代の中ではたらくことには、正直、日々、大変さを感じています。その一方で、小さくても皆で知恵を出して進もうとしていることには、ワクワク感を覚えます。「それいいね」と笑顔も出ます。私の不完全な思いつきも、他の人のアイデアを重ね合わせれば形になるから言ってみよう、と誰もが思える職場になるといいなと思っています。そんな関係性であれば、多少の愚痴も許容していけるでしょう。

末木
ありがとうございました!


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研修部のサービス開発時、ピースマインドの社員は楽しく巻き込みまれながら、研修部の「実験」に協力しています。局部的にでも自分が開発に関わったサービスがどのようにまとまってお客様に提供されるのか、ドキドキもするしワクワクもします。これからも、より良い「はたらくをよくする®」コンテンツをお客様に届けられるように、みんなで協力しながら邁進していきます。

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●ピースマインドの研修部は新しいメンバーを募集しています!

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