今年も田植えが完了✨@繋がる田んぼ安房浜田
10年目の田植えも完了✨✨
5月最後の週末。
早くも夏の日差しと、爽やかな潮風の中で迎えた今年の田植えフェス@安房浜田。
記録を兼ねた日記です。
今年は双子の小学生男子とご両親、中学生女子とお母さん、そして赤ちゃんとご両親、単独参加の女性達や、元々一緒にお米作りをしていたご夫婦も参加して、賑やかで、ピースフルな田植えとなりました✨✨
毎年、参加してくださる方々の顔ぶれも変わります。そこでの出逢いもまた繋がる田んぼのギフトの一つ。
知らない同士でも、半日一緒にどろんこになって田仕事すれば、あっという間に打ち解けていきます。温泉に浸かるように田んぼのぬかるみの中で共有するからだ感覚が心を開いていくのです。
種まきから6週間
毎年、塩水選別、温湯消毒、芽出しを経た種を自分たちで苗トレイに蒔きます。
自宅のガレージに小さな田んぼを仕立て、そこに種まきした苗床を並べ、見守ること6週間。途中、主が出かけることもあったにもかかわらず、苗たちはスクスクと自立して成長してくれました。
昨年から、本格的にEMの物理的な働きと共に、微生物が生み出す量子的な働きを利用して『結界』を作り、その中で稲を育成しています。
そもそも稲作は神事でもあり、天皇陛下が田植えをする田んぼにも結界が張られていることと同じこと。私たちの意識は『場』を作ることができるのです。
なんのこっちゃな人も多いかもしれないけれど、学んだことを素直にやってみれば、昨年は茎の太さが1.5センチにもなる大きな苗になり、野生からの境界線も引かれ、目の前にイノシシの棲家があっても、入らず、スズメさえも実ったお米を食べず、過去最高の収穫量となった。経験が答え。それを重ねていくことが、全てだと思います。
今年もまた、素直に体験を重ねながら発見しながら学びを確信にしていきます。
ササニシキ達のお引越し
いつものように田植えの2日前に国立の自宅から館山まで、苗を運びます。
無事に苗を田んぼに下ろすと、まずは安堵感。枯らすことなく、事故に遭うこともなく、ササニシキ達の故郷に連れて帰れたことで、一つ責任を果たせた達成感をいつも感じます。
結界を整え、水路の確認、田植え用のウマと目印紐の確認、足を洗う場を整えたりといった、みんなで田植えができるように、様々準備を夫婦で黙々としていきます。ここは少し緊張感。みんなを迎える前にやることが完了できるように集中して。
田植えが始まる
田植えフェス初日の朝10時頃、最初の仲間が到着、徐々にバスを乗り継いだり、車で来たりしながら、横浜、鎌倉、東京、埼玉から集まって来てくれました。そして、地元の子供達も。
体慣らし、くらいの感じで始めたものの、慣れている仲間達は手が早く、1/3が終わって、お昼も近くなったのでお昼ご飯に。
それぞれ持参したお弁当に加えて、ご近所の方がおむすびとおかずを差し入れしてくれました(^^)
青空の元、丸いテーブルを囲んで、それぞれ自己紹介しつつ、お昼ご飯。
私たちとなんらかのご縁がある方々だけに、すぐに打ち解けて話も弾む。これもまた『繋がる田んぼ』の大事な時間。
お昼を終えて、一休み。渋滞で遅くなった参加者の方々も加わり、午後の田植えに。
いつもは16時頃までかかる田植え。
それが、15時前には完了!ということで、皆さんどろんこのまま、海へ。
天然のお風呂でドロを落としつつ、子供達はそのまま、海遊び。夕ご飯まで存分に楽しんでくれました。
ちょうど良い、が一番効率的
わたしは常日頃、モノごとには『適正規模』があると思っています。
私たちが作る七畝の田んぼの田植えには、それぞれが初めてでも、すぐにお互いのことを覚えられるくらいの人数、そしてお借りしているお庭のテーブルを囲んでご飯が食べられるくらいの人数。それが『適正規模』。
今回は両日とも、大人と子供合わせて12人から14人でした。
田んぼに入る人数も多ければ良いということではなく、その田んぼの大きさによって、田んぼが穴だらけにならない、植えた苗が踏まれたりせずお互いが目を配れるくらい。
心地よく、集中して作業できるサイズ感はとても大切でかつ効率的。かつては大人数での田植えも経験し、とっても楽しいイベントにはなったけれど、なぜか時間も労力も多かったと感じる。人が増えれば、まとめるための見えないパワーも必要だったからかもしれない。
細かいスケジュールやルールを決めているわけでなく、田植えのための段取りと始める前のアチューメント(心合わせ)で後は自然な流れの中で生まれてくるセレンディピティを信頼する。
それが、本当にピースフル。
それぞれが、自分の動きを自然とキャッチして互いを見守りながらのプロセス。当たり前の『信頼』が働いている場は力技は必要ない。
『繋がる』の鍵はこの『信頼』にある。
世界に調和と平和をもたらすには、まず身近な世界にそのような場をもたらすことからはじまると語られたフィンドホーンの創設者アイリーンの言葉を思うのでした。
全ては一期一会
全ては一期一会。
集まってくださったみなさんの好奇心とオープンさとの波動共鳴と共同創造。
特に、赤ちゃんがいたり、育ち盛りの子供達がいてくれることはニシキ君たちの生命力と共に世界を照らしてくれます✨✨
世界の変化を遠くの方で感じながら、足の裏で大地と繋がり、しっかりと
今というところに立つ。
田んぼはお米を育てるだけでなく、人とコミュニティを育てる場でもあることを、改めて感じる田植えフェスとなりました。
ここからまた始まります。
田んぼに足音聞かせつつー。
よろしければサポートをお願いいたします。ピースメイキングな実験をこれからも持続していくために、皆様のサポートを励みにさせていただきます!