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すべての始まりは私たちの内なる声から

北スコットランドにあるエコビレッジ&スピリチュアルラーニングセンターであるフィンドホーンの創設者の一人、アイリーン・キャディは日々、瞑想の中で内なる『声』と対話し、日々のガイダンスを受けていました。

その言葉を日毎、365日にまとめた本『Opening Doors Within〜心の扉をひらく〜』は世界中で翻訳され50年あまりを超えてもなお、普遍的なメッセージの本質はストレートに今の私たちにも届けられます。

今日(7.13)のページのメッセージはそのフィンドホーンの始まりそのものを表しているページです。

『コミュニティ』は計画して作るものではなく、この内面の答えを探求する試みの上に出来上がっていくものなんだと思います。

それが長く、いきいきとコミュニティが循環していく秘訣なのかなとわたしは思います。

このメッセージはまた、トランスフォーメーションゲームやフィンドホーンの日本語体験週間や神楽坂でのワークショップなど、わたしの活動母体『ピースメイキング・ラボ』の礎にあるビジョンでもあります。

自分が望む世界があるならばその世界そのものになっていくこと。それを堰き止める自分の内のパターンに気づきていくこと。そして、感謝と共に手放していくことがとても大切なプロセスだと思うのです。

わたしにとって大切なメッセージでもあったので僭越ながら原文から訳してみました。

✨✨

7.13

この世界にある問題は
私たちの内面から働きかけができます。

しかし、
とても多くの人たちが、
その問題を誰かの責任にし、
非難することで
無駄な時間とエネルギーを
費やしています。

まずは自分の住処、
内面を整えることから始めるのです。

池の真ん中に石を投げると、
さざなみは外へ外へと
広がっていきます。

その波はすべてその中心から
始まっています。

まず自分から始めることです。

そして、平和、愛、調和と理解を
響かせて、周りにいる
すべての人にその波紋を
広げていくのです。

行動は今すぐ起こしましょう。

より良い世界を見たいと
あなたが望むならば、
他者にその指を向けるのではなく、
自分の内面に目を向け、
心の中を見回してみましょう。

そして、自分自身の問題を訂正して、
内面に答えを見つけるのです。

そうすれば、
確固たる自信をもって前に進み、
まわりの人やこれから出会う
すべての人にとって真の助けと
なることができるでしょう。

変化はひとりの人間から始まり、
それがコミュニティへ、町へ、国へ、
そして世界へと
広がっていくものなのです。

✨✨

『心の扉を開く』
アイリーン・キャディ著
日本教文館より

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原文

『Opening door within』
Eileen Caddy
Findhorn Press


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