フィンドホーンで月桂樹の歌声を聴いた

2022.11.17 フィンドホーン・コミュニティの60歳の誕生日、
面白いコンサートが開かれた。
フリーセッションなのだけれど、面白いのはその奏者の一人(?)が
フィンドホーンにある月桂樹の木だということ。

南フランスからやってきたカップルは小さなiphoneサイズのデバイスを介して
フィンドホーンのコミュニティ・ガーデンの真ん中にある
長年そこにたたずむ月桂樹の「歌」を聞かせてくれた。

このデバイスはイタリアのコミュニティ、ダマヌールで開発され
植物とのコミュニケーションの可能性を広げているという。
デバイスから植物からのシグナル(周波数)を受け取るコードが
葉っぱと根元近くの土に入れて彼らの声を拾う仕組み。

この不思議な旋律は自由に、そして永遠に続く。
この南フランスのカップルはハープとチェロを携えて
この音とセッションしながら各地を回っているそうだ。

このデバイスを通して、植物とのコミュニケーションをする試みが
世界中でされていて、面白いことに、その試みが広がるにつれ
植物たちはとてもおしゃべりになったそうだ。

フィンドホーンのフラワーエッセンスの創始者、マリオン・リーも
そして、コミュニティの創成期に植物とのコミュニケーションをしてきた
ドロシー・マクレーンもよく話されていたのは

「自然界は、私たち人類ともっとコミュニケーションをして、
 共に世界を創りたいと願っています。」

ということ。
彼らは準備万端で待ち構えているのに、
人間たちが気づいてくれないのを嘆いているのだと。

このデバイスのおかげで、誰にとってもわかりやすく、
植物たちの声を聞くことができるようになり、
植物たちのそんな思いがようやく届き始めたということかな。
彼らは私たちよりもずっとおおらかに世界を受け入れていて
私たち人間もその一部として、仲間として感じてくれている。

この小さなデバイスを通して、
私たちが彼らにようやく少し近づいたのかもしれない。

追記
ダマヌール東京でこのデバイスを扱っているそうです〜。
「ダマヌール 植物の音楽」で検索を〜

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