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「みんなちがってみんないい!」ダイバーシティキャンプin福岡

2021年10月23日、福岡市天神中央公園にて「ダイバーシティキャンプin福岡」を開催!福岡県内の小学生たちが集まり多文化共生や平和について楽しく学びました。

インスタ用 チラシ (5)

ダイバーシティキャンプって?

ダイバーシティキャンプ in 福岡は、多文化教育に特化した子どもキャンプです。様々な文化、言語、個性を持つ子ども達に体験型のアクティビティを提供し、「自他尊重」や「多様な仲間を協働する力」を育み、課題を話しあいによって解決できるピースメーカーを育てています。

10:30 アイスブレイクゲーム

まずは、お友達ビンゴではじめましてのお友達に話しかけてみよう!

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お次は、オリジナルフルーツバスケット
目には見えないけれど、意外な共通点が見つかった子達も!スタッフも一緒に大盛り上がり!

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最後は、アイディアを出し合ってミッションクリアせよ!ボールトスゲーム

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チャレンジを繰り返し、毎回どんな点がよかったか、どうしたらもっと良くなるのか全員で話し合って…最初は「無理だよ〜っ!笑」と言っていた子どもたちも見事にミッションをクリアしました!素晴らしい!!

11:45 オリジナルフラッグづくり

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このキャンプ で「大切にしたいこと」や「自分自身の目標」を絵や言葉で書き表し、ひとつひとつ繋げてキャンプを見守ってくれるガーランドにして掲げました。

12:00 ランチタイム&自由遊び

みんなで楽しいLunch Time!!

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ご飯の後は、みんなでドッジボールやリレーをしました!
この頃には、みなさんすっかり打ち解けあっていました。(子どもってすごい!)

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13:00 「みんなちがってみんないい」を体感しよう!

一つ目のアクティビティは、サイレントアクティビティ(少しディープなアクティビティです)

このゲームでは、言葉を発することはできません。自分がどこのグループに属するのか、他の誰かがジェスチャーで教えてくれます。

グループには大きいグループ、小さいグループ、そしてグループが見つからない人もいます。それを他の誰かが勝手にあなたのグループを決めてしまうのです。

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属するグループが大きいと分かった時、そして他の誰かに「あなたはこのグループじゃない」とジェスチャーで教えられた時、自分のグループが見つからなかった時、子ども達はどう感じたのでしょうか。
アクティビティの後、学校や普段の生活で似たような経験をしたり、見たりしたことについてみんなで話し合いました。

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二つ目は、自分は何者かを自分で決めて表現するアクティビティ

例:「わたしの名前はモモ、私は冒険家!」

体全体を使って「自分はこんな人だよ!」とみんなに伝えます。そして周りのみんなは、「いぇーい!」や「Oh, yeah!」とその子を肯定し、褒め讃えるというアクティビティです。

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二つのアクティビティを終えて、子ども達に、一つ目と、二つ目のアクティビティの違ったところを発表してもらい…
一つ目のアクティビティで「あなたはこのグループだよ」って決めたのは誰だったか?二つ目のアクティビティで「あなたがどんな人か」決めたのは誰だったのか?を話し合いました。

一つ目のアクティビティは実際に学校生活やコミュニティで起こっていることや、マイノリティになることを疑似体験するアクティビティです。

それぞれの立場で、感じた気持ちを話したことで、相手の立場に立って考え、普段の”当たり前”を見つめ直すきっかけになれればと実施しました。

三つ目のアクティビティは、自分を掘り下げていくアクティビティ

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紙に自分のシンボルを描いて、その外側に「周りの人から見た自分」を言葉で書いていきます。

例:元気、悩みがなさそう、目立ちたがり、ガリ勉そう…など

そして、自分のシンボルの内側には、「自分が思う自分ってこんな人」を言葉で書いていきます。

例:元気、本当はとってもシャイ、自信がない、スポーツが大好き…など

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周りから見られている自分と、自分だけが知っている自分自身は時に同じだったり、全く違ったりします。
りが見る”自分”を超えて、自分自身を見つめ直すことは、自分と隣の誰かのその人らしさを大切にすることに繋がっているのです。

15:00 平和絵本の続きをつくってみよう!

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「へいわってどんなこと」を3ヶ国語で読み聞かせをし、それぞれが思う「平和」を絵や言葉にして、絵本の続きを考えました。

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私が思う平和ってこんなこと…。

「みんな十分にご飯を食べられること」

「美しい昼の空と、安心できる夜があること」

「みんなでドッジボールができること」

「木や、空や、花などの自然があること」

それぞれの身近にある温かい「へいわ」をいろんな視点から感じることができた時間でした。

「みんなちがってみんないい!」ダイバーシティキャンプin福岡を開催して

参加してくれた子ども達のほとんどは、お互いに「はじめまして」同士。普段慣れ親しんだコミュニティを飛び出してこのキャンプに参加してくださいました。
新たな出会いや、発見を通して大切なじぶんを見つめ直すきっかけになったり、

「いろんな言葉や文化、いろんな人がいるって面白いな」
「私が大切にしたいことと、この子が大切にしたいことって違うんだな」

など感じた気持ちを大切に持って帰っていただければ嬉しいです。
そして、参加してくださった子どもたちから、隣の誰かのその人らしさも大切にできる”ピースメーカー”を育て、広がっていけば何より幸せです。

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今後も、多文化コミュニケーションや平和に関するイベントを開催するので、また是非遊びにきてください。
ご参加いただいた方々本当にありがとうございました。

#イベントレポ


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