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なぜ学び続けることを選んだのか

40代前半、仕事とプライベートの全てがうまくいかずに、これからどうしていこうか路頭に迷っている時期がありました。
そんな状態からどうやって抜け出して今があるのか、自分を振り返る意味でも書いてみようと思います。

相手を変えるんじゃない、自分が変わらなきゃダメだと気付かされた

当時の自分は、本当に何もかもがうまくいかずに、迷信などは一切信じないのに厄年ってマジであるのか?厄払いに行かなきゃヤバいんじゃないのか?と真剣に考えたりもしていました。

なぜ、自分のことを周りは理解してくれないのか? そんな迷路に完全に迷い込んでしまった自分に、今も勤務している会社の社長から「コーチングを勉強してみないかい?」と声をかけられました。
会社として会員になっているNTTユーザー協会主催で、コーチングとな何かを学ぶ機会があり参加したところ、とても興味深い内容でした。ここで初めて後の私のコーチングの師となる、株式会社COMの小川安夫先生と出会うことになりました。

釧路にいながらにして、コーチングの専門家から教えを乞うことができる幸運にも恵まれていること、職員育成のためにコーチングをもっと使えるようになりたい!という強い思いが、我が家の微かな貯蓄を絞り出し、株式会社COMのプロフェッショナルコーチ養成講座を受講する決意をさせました。
一番の学びは、「答えは相手が持っている」ということ。
これまでの自分は、私のやり方や考え方は正しいのだから、部下に対してはそれをいかに指示通りに実行するかを求めていたので正に目から鱗です。

自分の力で何とかして、経験を積ませれば職員育成になり、相手を成長させてやろう(本人は善意のつもり)、そして一人前にしてやろうと、なんとも上から目線で傲慢な上司でした。さらにほとんどエビデンスを持たずに、自己流に近い職員育成を行っていました。なんと不幸な部下たちだったのでしょうか。

再受講含めて2回のプロフェッショナルコーチ養成講座を受講し、2020年1月にCOM認定上級プロフェッショナルコーチの認定を受けることができました。多くのことを学びましたが、やはり一番大切に思っていることは、一人一人が目標を持ち、その目標とのギャップはどのくらいか? 今活用できるリソースは何があるのか? 目標達成のための手段を洗い出しどれを実行するのか選択しあとはやるのみ!というGROWモデルを使っての目標達成です。
要するに自分で立てた目標は自分で責任を持つということです。

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以前の上から目線で傲慢でエビデンスもろくに持たずに、自己流に近い職員育成をやっていた上司からは変わらなければならない、つまり相手を変えるのではなく自分が変わらなければならないのだと決心したのです。

学び続けることの意味をどう考えるか

職場の部下の育成、コーチング、キャリアコンサルティングには、自己研鑽が欠かせないと考えています。
新しい知識の習得、ロープレでの実践感覚の維持、仲間同士での情報交換による刺激など、貪欲に学んできたいと考えています。
人生100年時代、定年後は対人支援事業に関わっていきたいと考えています。そのための専門勉強も始めました。詳しくはまた別の機会に。

長い目で見ながらの計画ですが、生涯学習を続けて自分自身のブラッシュアップを継続していくつもりです。


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