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北総鉄道運賃改定で、定期券払い戻し大混雑のお話

定期券払い戻し大混雑!

今日は、普段利用している鉄道、「北総鉄道」の運賃改定についてお話します。

皆さんは、北総鉄道っていう私鉄の鉄道路線の名前を聞いたことありますか?

北総鉄道とは、東京都葛飾区にある京成高砂駅から、千葉県印西市にある印旛日本医大駅間を結ぶ鉄道です。

この路線、とある事実が元で、知っている人は知っている、ある意味有名な鉄道路線なんです。

それは・・・

「日本一運賃が高い!!」

ということです。

その、悪名高き北総鉄道が、今日10月1日(土)に、何と、運賃を値下げすることになったのです!

このため私と妻は、電車通学をしている我が家の子供達の通学定期を一旦払い戻しし、10月1日から始まる新しい定期を購入する手続きをするため、最寄り駅に行くことになっていました。

◆ 妻が事前に駅員さんに聞いた大変な情報

その手続きを行うに当たり、妻が事前に大変な情報を入手していました。

定期券の払い戻しをする際は、その定期券を作った時に支払いに使ったクレジットカードに返金されるということだったのですが、下の子の通学定期を買った時に使っていたクレジットカードを、やむなき理由で解約してしまっていたのです。

そのため、このような場合でも払い戻しをしてくれるのか、妻は心配になって、数日前に駅の定期券販売所に行き、駅員さんに確認してきました。

結局、クレジットカードが解約されてしまっている場合は現金を返金されることになっているそうで問題なかったのですが、そんなことよりも聞き捨てならない情報を聞いたそうです。

駅員さんによると、

「定期券払い戻し期間初日の10月1日は、非常に込み合うので恐らく3時間以上待つことになると思います。手続き期間は1週間ありまますので、出来れば初日は避けて数日後に来た方が良いですよ。」

妻は、その情報を聞いて、これはヤバい!と焦ったようで、私にその話をし、「当日どうする?」と聞いてきました。

妻は以前、下の娘の高校入学時にも、通学定期購入のための大行列が出来て、定期券を買うのに2時間も掛かったそうで、過去に自ら大変な思いした経験から、「今回は下手をすると、3時間なんかじゃすまないかも知れない!」と大慌てでした。

時間に余裕があれば、駅員さんのアドバイス通り、初日の今日は避けて、ある程度落ち着いてきた頃に駅に行っても良いのですが、子供の部活の関係でどうしても今日から定期券を使う必要がありました。

それも、子供が部活に行くのが朝7時台というのですから、その前に手続きを終えて新しい定期券を渡してあげなければならなかったのです。

これは大変なことになりました。
昨夜は、妻と作戦会議をし、何時に駅に行くかを考えました。

◆ 何時に駅に行くの?

最寄り駅の定期券販売所が開く時間は、早朝5:00です。
駅周辺には沢山のマンションが次々に新しく建設され、印西市の人口は2018年5月に10万人を超えたばかりですが、2022年8月末時点で既に10.9万人。
わずか4年ほどで、もう11万人を超えようとしています。

その人口増加が著しい地域がこの駅周辺ですから、通勤・通学定期券を払い戻して新料金の定期券を購入する乗客数を考えると恐ろしくなります。

そんな訳で、何時に駅に行くかは非常に重要な問題です。
間違いなく、定期券販売所が開く5:00に着くように行ったのでは既に行列が出来ているはず。

かと言って、よくテレビでやっているような、東京の有名な市場の朝ごはんを食べるために、前の日の夜中から座り込んで並んでいるなんてところまで気合を入れるべきか・・・

悩みどころです。

しかし、前日の夜に駅を眺めた感じでは、まだ行列は出来ていませんでした。

そこで、私が出した結論は、手続き開始時間の1時間前に駅へ行ってみよう。というものでした。

それで既に行列が出来ていたら、それはそれでもうあきらめるしかない。
さすがに深夜から駅のシャッターの前で何時間も待ち続けるのはアラフィフおやじの私には辛すぎる・・・。

ということで、作戦が決まったら、あとは、妻があらかじめ駅でもらってきて必要事項を記入済みの、新しい定期券購入申込書と子供達の身分証明書、支払い用クレジットカードと念のために自分の身分証明書を一式まとめてバッグに入れておきました。

それから、1時間立ちっぱなしは辛いので(腰痛を患っているので・・・)
コンパクトチェアも用意しておきました。

これで事前の準備は万全です!

◆ 決戦の朝!

と言うことで、本日いよいよ新料金適用開始日。
起床時刻は午前3:45。

目覚まし時計のアラームが鳴った時は熟睡状態で、一瞬何事かよくわかりませんでした。

しかし、すぐに「はっ!」と気が付いて飛び起き、急いで着替えをします。
それから、昨夜準備しておいたバッグを持ち、3:55に家を出ました。

焦る気持ちを抑えられず、ついつい速足になりながら駅に向かいました。
最寄り駅到着は4:05。

もう誰か来ているか!?

と、駅の奥側を除いてみましたが、閉まったシャッターの前には人の姿は有りませんでした。

「自分が一番乗りかぁ!」

ホッと胸をなでおろし、シャッター正面、定期券販売所の入り口に真っすぐ向かう位置にコンパクトチェアをセットし、腰を下ろします。

案外、皆んな出だしが遅いんだなぁ。
これ、バカみたいに早い時間に来なくて本当に良かったよ・・・。

と感慨に浸りながら、スマホのメモ帳に、今日のnoteのネタとして雑記を打ち込んでいきます。

自分の後ろに並んだ2番目に到着した人は4:16。
3番目の人:4:18
4番目の人:4:23

4:30、シャッターが開くと、その向こう側には駅員さんが3人スタンバっていました。

誘導されて定期券販売所のガラスの自動ドアの前、一定間隔で線が引いている所の最前列に並びました。

ここで妻に連絡を入れ、4:42に妻も合流。

定期券販売所入口にある案内看板

4:57、定期券販売所の自動ドアが開き、中に通されます。

4:58、窓口カウンターの前に立つと、向こう側には駅員さんが座っていますが、まだ手続きはしてくれないんですね。「5:00まで待ってください。」と言われました。

5:00、窓口での定期券払い戻し、新定期券発行手続き開始。

5:06、子供2人分の手続きが無事終了。

定期券販売所を出て自分達の後ろに並んでいる人の列を見ると、ざっと50人ほどは並んでいました。

私達の場合、手続きに2名分で約6分かかりました。

単純に1名分の手続きが3分かかるとすると、5:06時点で並んでいる人達だけでも、列の最後に居る人の手続きが終わるまで150分(2時間半)待ちということになります。

あと30分、家を出るのが遅かったら、こんなにスムーズに手続きを終えることも出来ず、子供の通学時間までに新しい定期券を渡せなかったかもしれません。

「早起きは三文の徳」

と言いますが、今回はまさにこのことわざの重みを噛みしめる経験となりました。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


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