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小松菜効果

こんにちハピネス🍀美桜(みおう)です

本日はこれからが旬の小松菜についてお話しします


小松菜の栄養成分

小松菜は12月から2月が旬で「天然のサプリメント」と言われるほど高い栄養価を持っています
さっそく小松菜の栄養素を見ていきましょう

βカロテン

βカロテンはカロテノイドの一種で、強い抗酸化作用によって体内で活性酸素の生成を抑制したり除去する働きがあり、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果が期待されています
また体内でビタミンAに変換されるので「プロビタミンA」と呼ばれ、ビタミンAの持つ皮膚や粘膜を健康に保つ効果や、視機能を正常に保つ働きなどもあります

ビタミンE

ビタミンEは脂溶性のビタミンで、抗酸化作用によって体内の脂質の酸化を防ぐ効果があります
体内の細胞膜の酸化や血液中のコレステロールの酸化を防ぐことで動脈硬化を予防する働きが期待されます

ビタミンK

ビタミンKは脂溶性のビタミンです
止血に必要な血液凝固因子の一部はビタミンKが存在しないと活性を発揮できないため、ビタミンKは止血に欠かせないビタミンといえます
また骨にあるタンパク質を活性化して骨の形成を促進することから、骨粗しょう症の治療薬として用いられることもあります

葉酸

葉酸はビタミンB群の仲間で、DNAなどの核酸を合成するときに必要です
そのため、細胞分裂が活発な胎児の成長には欠かせない栄養素といわれます
またビタミンB12と協力して血液を作る働きもあり、血液の健康を保つためにも必要です
さらに近年は、脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患の予防にも有効であるとして研究が進められています

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの合成に必要であり、皮膚や粘膜の健康を保ちます
鉄やカルシウムの吸収を促進したり、抗酸化作用によって活性酸素から体を守る働きもあります。またビタミンCはストレスによる抵抗力を強める働きがあり、物理的にも精神的にもストレスの多い現代社会において、必要量が増大している栄養素であると考えられています

カリウム

カリウムのほとんどは細胞内液に存在し、細胞外液に存在するナトリウムとバランスをとって恒常性を維持する働きがあります。血圧を下げたり、骨密度を高めるためにも必要であるといわれています

カルシウム

カルシウムは骨や歯を作るために必要なミネラルで、そのほとんどは骨や歯に存在しますが、その他にも止血や神経の働き、筋肉の運動などを正常に保つためにも欠かせません

鉄欠乏性貧血の予防に欠かせない鉄分は、小松菜にも多く含まれています
鉄というとほうれん草に多く含まれているイメージが強いのですが、実際は小松菜の方が多くの鉄を含んでいます
小松菜など植物性の食品に含まれる鉄は非ヘム鉄であり、動物性食品に含まれるヘム鉄よりも吸収率は低いのですが、ビタミンCやタンパク質と一緒に摂ることで吸収率はアップします

小松菜の調理方法

小松菜は茹でると栄養価が変化します
できるだけ短時間で茹でるようにしましょう
また、小松菜の栄養素を効率よく摂取するには、油と一緒に摂るのがオススメです
なぜならβ‐カロテンは、油と一緒に摂ることで効率よく吸収されるからです
そこで小松菜を調理する際には炒め物や油を使った和え物にすると良いでしょう

東洋医学でみる小松菜

働き:イライラ解消、不眠改善、便秘解消、だるさやほてり解消、喉の腫れや咳・痰改善、消化不良改善
合う体質:気滞、瘀血

東洋医学の気血水はこちら

小松菜も様々な食べ方をすることができます
季節ものの野菜は少し安くは手に入るのでこれからの季節にぜひ身体に取り入れましょう

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