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イタリアの記④-ヴェネツィアその2-

朝になりました。旅行記を始めます。

今日はヴェネツィアの観光名所をガイドさんの案内付きで色々巡る日です。

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ツアーでぞろぞろ歩いているので正面を写すと人間がたくさん入ってしまうために上空を撮ったような写真が多いんですけど、看板とか照明からして異国を感じてときめいてしまう。モヤってるけど。
朝のサン・マルコ広場脇のアーケードの天井だったと思います。

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ため息橋!
恋人同士がゴンドラでこの橋の下を通りながらキスをすると…みたいな言い伝えの名所です。景観が最の高では?かわいい。

イタリアに得も言われぬ憧れがあったけど、ガイドさんから何かを聞く度に初耳に次ぐ初耳で、今回も己って不勉強…ってなりました。
これ以上頭が悪くならないよう思い出せる限り書きましょう。

①ドゥカーレ宮殿

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昨日サン・マルコ広場をうろうろしていたうちから視界の端に映っててめちゃくちゃ気になっていたステキ建築。
(右の建物。左はサン・マルコ大聖堂。なんでこんな寄りの写真しかないんだ?)

ヴェネツィア共和国だった時代に大統領的な人が住んでいたり政治的なことに使われた場所ですが、今は美術館と牢獄跡を見学できる観光スポットになってます。

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「祈りをささげるグリマーニ総督」の絵画(上)
黄金の階段の天井(下)

気が狂ってんのかな…ってくらい緻密な天井画と装飾で埋め尽くされてて気が狂うかと思いました。この階段を上がって住居部分に行くのですが、そこに訪れた者を威圧するための装飾だそうでなるほど威圧感が半端ない。

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これは上院のホール。こんな所で政治的な会合すんの?黄金で目が潰れない?(庶民)

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大評議会の間。広い!

見ての通りどこを見ても天井がものすごいので、上ばかり見ていて首が痛くなりました。情報量からこれを創る労力を想像して脳味噌がパンクしてしまう。

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武器庫。でもこんな風に展示されているので史跡博物館みがある。
中世武器の資料だ~!と思ってメチャクチャに写真を撮った。

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そして牢獄跡のターンです。
なんとあのかわいいため息橋を渡るとそこは牢獄でした…あんなかわいいため息橋なのに牢獄に繋がってるの?そこへ恋人関連の逸話がなぜ?(6年越しの疑問)

ひたすら暗いのであまり写真に向いてないんですけど、この手の廃墟感が好きというか廃墟が好きなので楽しく牢獄巡りしました。
牢獄ゾーンを抜けた後、現地ガイドさんが「皆さん脱獄しました。シャバだ~!」って言ってて妙に笑ってしまった。日本人案内する時の定番の文句なんだろうな。

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巨人の階段。即位式とかを行った場所らしい(覚えてなくて今調べた情報)

ドゥカーレ宮殿もりだくさんすぎて何も絞れてないみたいな旅行記になってしまったけど大丈夫か?ほぼ初海外旅行のおのぼり勢には刺激の強い美しさだったぜ…

②サン・マルコ大聖堂

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ドゥカーレ宮殿の隣にあるので映り込んでしまう建物。
内部の写真がないな…と思ったら撮影禁止で外観だけ執拗に撮ってました。

内部を見たかどうかも記憶が曖昧なんですけど(…)自由時間に見たい人は見るがいい方式だったかもしれない…そして混んでるしやめようってなったのかもしれない…

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こっちはサン・マルコ広場から見たサン・マルコ大聖堂。
アーチ部分の絵画がきれい。

ここらへんで職人のガラス工房を見学するイベントが発生したと思うのですが、職人が吹いたり熱したガラスを摘まんで捻ったりする一連の様子を口を開けて見ていたので写真はろくに残ってません。

ガラス細工大好きだけど、海外で買うと持って帰る方法はどうしよう?ってなりますね…

③鐘楼

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サン・マルコ広場でひたすら存在感を放っている右の細長い建物です。
(これ昨晩の写真だな…)
長いだけあって(?)上に登ることができます!

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ヴェネツィアが一望できる!ヒュー!!

見ての通りこの日も曇天で遠くが霧がかってますが、十分興奮に値する景色でした。建物の色が揃ってるからこその街並みだなあ、、日本に屋根の色が統一された場所ってあるんだろうか?
しかしそれにしても陸の低さもよくわかる写真だな…

ちなみに鐘楼の足元の部分はベンチではないけどちょっと座れそうな感じになっていて、観光客が寄りかかってジェラート食べてます。
確か我々もやった気がする、鐘楼の足元でジェラートペロペロ…
昼にやってもジェラートは最強よ…

④ゴンドラ

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ヴェネツィア来たらもちろん乗りたいよなあ!?ゴンドラです。

ハネムーナーが利用するようなツアーだったので、何かカップルシート的なハートがあしらわれたゴンドラに乗る人々とそれ以外に分別されていきます。我々は女性2人なので、家族旅行の人々と同じゴンドラへ。

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橋の下を通過しながらため息橋を拝める場面。ハァー素敵。

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水路に近づいているので若干臭いし、建物の下部分の痛みから満潮時の水位がわかったり、苔にまみれていたり、洗濯物が干されている様子とかがじっくり観察できます。
ここで暮らしたらどんな気持ちだろうって想像が膨らみますね。
水路の水は生活排水で普通に汚いので触っちゃダメ絶対、です。

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ゴンドリエーレのお兄さん。
歌を歌ってくれるタイプのゴンドラだったか記憶がないんですよね…
ディズニーシーのゴンドラと混ざっているかもしれない…

今調べたら、ゴンドラに乗る料金の交渉とか歌は別料金とか、乗るゴンドラによるとか色々のようです。その手の交渉をしなくてもゴンドラに乗せてくれるのもツアーの良い所かもしれない。

⑤満潮がやってきた

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ゴンドラ乗り終わってサン・マルコ広場に戻ってきたら、なんか水浸しになってる!

そうです、満潮です。ヴェネツィアでも海抜が低いサン・マルコ広場には満潮になると水が溢れ出てくる穴が空いてまして、潮が高くなると浸水してしまいます。

とは言えこの時の潮位はアックア・アルタ(秋~春に起こる異常な高潮)と呼べるほどのものではなく、長靴を売りに来る人や、常に道路の脇に備えてある浸水時用の渡し板が出動するほどではありませんでした。

しかしやがて沈みゆく水の都を目の当たりにしてビックリ。
色々対策されてるっぽいですが、悪い事態にならないうちにまた行きたいな…。

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ここで多少の自由時間になり、ジェラート食べて(またジェラート食べてるこいつら)、ちょろっとお土産などを見たりしました。
サン・マルコ広場にある世界最古のカフェ「フローリアン」が気になっていたけど、混んでるし流石に行く余裕はなく。
また行くことがあったら寄りたいものだ…。

さっさと次の街へ移動していきます。
次はフィレンツェだ!

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