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1月度【飲みトーーク】開催報告

皆さんこんにちは!
1月度に開催された飲みトーークの開催報告が遅くなりました。

2021年より、毎月オンラインセミナーを開催することにしました。
パーキンソン病に従事するセラピストの学びの機会を増やしていきたいですし、またオンラインサロンでは、サードプレイス的な要素で働き方や生き方も一緒に考えたり、相談できる場にしていきたいと思っています。

1月度は、第6回の飲みトーーク(1月15日開催)を「セラピストの働き方を考えよう!」と題し、セラピストとしての働き方、またプライベートなことも含めた自身の夢やこんな人生を送りたい、を言葉にしながら整理できるワークショップを開催しました。

第7回飲みトーークでは、1月のオンラインセミナーのテーマでした、「姿勢異常」を元に、皆さんで評価や治療について話し合いました。


▼第6回飲みトーークダイジェスト

第6回の飲みトーーク(1月15日開催)を「セラピストの働き方を考えよう!」と題し、セラピストとしての働き方などをディスカッションして行きました。この飲みトークでは小川が以前行なっていたワークショップのツールを活用して行いました。

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日本人は夢だど語らないことが美徳とされていました。ジャパネット高田の社長は「夢は語ったら8割成功だ!」と言っています。あと2割はやるだけ!もっと語ったらいいと思って開催しました。

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やりたいことを整理する上ではこのゴールデンサークル理論がとても大事になってきます。言いたいことが伝わらないって悲しいですよね!このゴールデンサークル理論や伝え方に関してはオンラインサロンで!

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この様に自分自身と向き合うことで、夢を語れる様になってきます。

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本来は3時間のワークショップなのですが、2時間で駆け足で行いました。夢を語ることってあまりしないですよね?バカにされるから?夢って語ることって本当に大事です!人に話すことで整理されて行きます。ぜひ、この資料を参考にして夢を語ってみて下さいね♫


▼第7回飲みトーークダイジェスト

1月23日開催のオンラインセミナ「パーキンソン病における姿勢異常の評価と治療」にご参加いただいた方を中心に全国のセラピストさんが参加してくださいました。

姿勢異常に対する、介入時の困りごとやオンラインセミナーで講師をしてくれた太田さんに対しての質問を中心に話し合いました。


参加者さんのご意見や質問とその回答の一部をご紹介します。

・感覚の重み付けをどこに持っていくかが難しい(立位閉眼または姿勢動揺なのかetc...)
└再現性のある症状なのかを明確にする必要がある
└身体動揺などが出れば、重み付けできるが、平地で出ない場合もあった
└重心の動揺を視覚で感受しているかを見るために、開眼時と閉眼時の姿勢同様の変化を見た
└前庭感覚が影響しているかを詳細に評価するのは難しい、また働きかけも難しい
・主観的視性垂直位のアプローチはどう行っているのか
└視覚的な場合は、主観的視性垂直位に問題はなく、主観的視性垂直位に問題があるというパターンはあまりない
└主観的視性垂直位、主観的視性垂直位共にずれることはよくある
・臀部に意識を向けてもらう、肩や骨盤など本人の意識の向きやすいところにアプローチをかける、鏡を利用し視覚からのフィードバックを加えて複合的に行ってもあまりうまくいかない、リハビリとしての介入は毎日できないため、その時だけのアプローチになってしまうことを歯痒く感じている
└骨、関節、軟部組織は非対称性のため、バランスの取り方で姿勢異常が起こっている場合もある
・即時で効果が出ても、その後効果が継続していないことも多い
・自身の姿勢を自覚してもらうため、鏡などを使って視覚的に理解してもらおうとしたが、逆に姿勢が崩れることがあった
└常に意識してもらうことは難しいが、閉眼でも崩れない体を作ることが大切 
・姿勢異常が知覚障害がベースにある場合、知覚の評価が優先されるのか、また
知覚の中での評価の順番はあるのか
└どの部分が
筋活動は代償と捉えれば良いかわからない

└側屈は外腹斜筋だが、代償意外にもジストニックな要素もある症例もある、引っ張っている症例は少ない気がしている、結果引っ張る方向に入っているが、いろいろな姿勢を整えるのにあるだけで、陰性ジストニアも引っ張るという従来のジストニアを呈す患者さんは1例しか見たことがないときいた
└代償的である方が多く、ジストニアは難しい
 引っ張っている人はほとんどおらず、継続した介入で変わる
・薬剤性の姿勢異常について、アゴニストをやめたが戻らなかった症例を見たことがあるが戻る方はいるのか
└急速に戻る人もいる、経験上、ミラペックス、レキップが多い気がしている
 服薬するようになり明らかに姿勢異常が出た場合は、医師に伝えるようにしている
・前庭系によるもので姿勢異常がある場合の介入方法を知りたい
└前庭系のリハに準じたものを実施している
 紹介図書:https://entcare.wordpress.com/tag/cawthrone-cooksey-exercise/
・常に背中が丸まっている方に、口頭で伝えたところ自分で戻すことができたので、戻せる力があるのかそうでないのかで介入方法が変わると感じた
└運動対応能の低下などもあるため、どこをターゲットにするか難しい
・転倒してから姿勢異常がひどくなる方がおり、自分でおこせない状態の方の介入方法に難渋している
└起こす筋力がない場合、使い方がわかっていないことが多く、筋トレより休ませることが一番大切
└体幹の場合は、バックストレチャーなどを使用し1,2分寝るだけで伸びる
└首下がりは頸椎の1〜3くらいしか起きない場合もあるため、下位頸椎の伸展出すために、ベットから顔を外に出し、低めの台を置いて縮こめる訓練をしたりする
・姿勢異常に対し、コルセットを使用することについてどう思うか
└倒れている状態で、伸展筋肉を引っ張り続けている状態から休ませるという意味では大切だと思う
└楽な姿勢を少しでも取れる状態にすることが、筋の脂肪編成を予防する上で大切└コルセットは起こす力がないものをただ固めて止めているだけなので、編成に至らないようリハとして介入しなければいけない
・ラジオ体操は効果があると思うか
└回旋や、前後左右上下の重心移動もあるためとてもいいと思う、また座ったまま、またジャンプは足踏みで代用するなど気軽に取り組めるので良い
・当事者の癖に対するアプローチについてどう思うか
└改善点として非常に意識すべき点である
└入院し、病室内のテレビが左側だったため、体が左側に傾斜してしまった症例があった、そういった視点を踏まえて入院リハビリに携わる必要があると感じた
・いわゆるパーキンソン姿勢と呼ばれる前傾前屈姿勢(stooped posture)は姿勢異常の1つなのか
└パーキンソンニズムに起因したもの、薬剤性のもので多くある
└無動、筋競合の要素が関連すると言われている



▼次回予告

1月の開催報告が遅れてしまったため、2月は既に終了しています。
今月(3月)は・・・

●2021年3月26日(金)20時〜22時 @Zoomで開催します!
テーマは「パーキンソン病の非運動症状を検討しよう!」
お申し込みはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ptix.at/68fCum


※こちらは、3月20日(土)20時〜21時30分開催のセミナー
「パーキンソン病の非運動症状を東洋医学の視点から考える ー便秘と頻尿についてー」に関連した内容で行う予定です。
セミナーのお申し込みはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ptix.at/mDt8z1


以上、1月度の開催報告でした!
お読みいただきありがとうございます。

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