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厄年に役をつける決断をした。

こんにちは!ゆーかです♡

初めましての方、
人財デザイナーとして、20代の会社員の相談・育成をしています。
どうぞよろしくお願いします!

という自己紹介をできるようになったのも、一週間前。

12年間の会社員生活から卒業し、起業しました。

そんなわたしも、数年前までは挑戦が怖かったんです。
どう克服したのか、今後どんな使命を叶えたいのか、赤裸々に語ります。

コンテスト #挑戦している君へ  を見つけて、書いてみようと思いました。
素敵なきっかけをありがとうございます。

ブラックマインド社員だった20代前半

ブラックマインド社員。
これは私の造語です。

ブラック企業というものはないと私は思います。
社員が何かのきっかけで企業に過度に尽くしてしまう状態。
これをブラックマインド社員と定義しています。

ちなみに私のブラックマインドのきっかけは「正社員は安定、契約社員は未来がない」という祖母のインプットでした。
20代前半は、契約社員として仕事をしていたため、業務を独り占めすること、複数の業務を担当することこそが居場所を確保する手段であると思っていました。
なので、仕事量がどんなに増えても、始発終電のサービス残業すら誇りでした。
定休日以外は有給すら使わず、欠勤はもってのほか。
飲み会にも2次会3次会と付き合い、次の日も一番乗りで出勤する。

そんな数年を過ごし、一般社員から、リーダー社員に昇進しました。
それに伴って、後輩指導も加わりました。
自分が新人時代、十分な教育をしてもらえなかった記憶があったため、後輩の疑問や知識の補強をしっかりしてあげたい思いから、さらに業務後に研修や勉強会を主催するようになりました。

寝ても覚めても仕事のことを考えて、それを充実感と捉えていました。

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恐怖の2ヶ月間

もともと女性の多い会社でした。
先輩はみんな、妊娠中も同じ仕事量をこなし、産休に入って行きました。
当然、私も同じことができると思っていました。

しかし、妊娠5ヶ月。
勤務中に出血し、バス停を降りた瞬間に破水し、なんとかたどり着いた病院で手遅れの宣告を受けました。

私は小さな命を守れませんでした。

さらに追い討ちは続きます。
お腹で死んでいった赤ちゃんを、陣痛を強制的に起こして産まないといけない。
手術でなんとかして欲しかった。
決断の時間は短く、泣きながら腹を括った。

1泊入院し、明日の朝には退院になると聞き、不安と安堵でごちゃごちゃだった。

朝、対面した我が子は、箱に入って動かない。
30センチくらいで、何もかも小さい。
すごく愛おしく感じた。

写真に遺してはいけない気がして、一生忘れないように目に焼き付けた。

その後は火葬場に行って骨を受け取って、ポッカリ穴があいたような1日だった。

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まだ追い討ちは続いていて。
妊娠4ヶ月を超えた場合、死産であっても産後休暇を取得しないといけないことを知ったのです。
産後休暇は法律で決まっている8週間の休業。
自分の体の状態はよくわからないけど、いつもの忙しい環境に戻りたかった。
休んでしまって、戻れる居場所があるのかも不安だった。

2ヶ月。
いつも仕事をしている時間
仕事のことを考えている時間
そんな時間がほぼ全てだった私は、呆然とした。

自分には何もないのか?

夢なんて学生を卒業するときに置いてきた。
生きるために仕事をしているのか、仕事のために生きているのかすら混濁していたことに気がついた。

自分は何がしたいんだろう?

なんとなく体も怠くて、一週間引き篭もった。

今まで生きてきて、一番人の役に立てたのは、やりがいを感じていたのは、
友人や後輩の相談に乗っていた自分だ、と結論が出たのです。

もともと友人から相談を持ちかけられることが多かった。
後輩ができて、研修や勉強会を開催するのが楽しかった。

もっと役に立てるようになりたい。

あと残り7週間で、レベルアップして、仕事に戻ろう。
そう決意しました。

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井の中の蛙、大海を知る。

今まで仕事ばかりで、趣味を捨て、遊ぶ時間を切り捨て、学ぶ余裕もなかった。
世の中には、いろいろな活動があることを知りました。

2枚目の名刺や、パラレルキャリア。
海外では長期休暇を自分のために使うこと。
仕事は手段であり、自分の人生は自分が主役であること。

そんな世界がとても眩しく映りました。

その中でも、日本人は生産性が低い、という文言が引っかかりました。
長時間労働は誇りではなく、スキル不足なのだと突きつけられた気がしました。

そして考えたのです。
『自分の仕事を、勤務時間内に全て終わらせることは、できないのだろうか?』
そのスキルを後輩に伝えられたら、みんながWIN-WINになれると確信しました。

まだ働き方改革や、ワークライフバランスなんて言葉はない時代です。
徹底的に時間の質を上げていくことが必要だと感じました。
だらだらとセールスしていては、お客様も私も時間の無駄。
業務後の勉強会は、後輩も私も時間の無駄。

じゃあ、どう改善したらいいのか?
作業効率を上げ、セールストークを磨き、フィードバックを徹底する。
一つひとつの時間が1分単位で貴重であることに気づかされました。

この一人働き方改革が、現在の人材育成研修の大元になっています。

めちゃくちゃ緊張した復帰とその後。

妊婦であることを公表した上で仕事をしていたので、産まずに戻ることにとても緊張しました。
腫れ物扱いされたらどうしよう。

戻ってわかりましたが、
みんな毎日が忙しくて、他の人なんてほとんど気にしてない。
他人の目なんて気にしても意味ないんです。

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復帰してまずやったことは、時間を何に使っているのか把握すること。

記録して驚いたのは、5分と思って30分使っていたり、
やり方を変えるだけで、1時間かかる仕事が15分で終わらせられたり。
仕事の全てが、改善の余地あり!でした。

そして、一番改善に苦労したのが、定時で帰ることです。

仕事が終わって、同僚の今日の愚痴
後輩からの質問
忙しそうに作業を続ける上司
ちょっと気を抜けば、巻き込まれます。

帰宅したらやりたいことを作ることにしました。
今で言う、ワークライフバランスですね。
仕事を切り上げたくなる理由はプライベートでみつければいい。
この経験も相談に乗っていて役に立っていると感じます。

とりあえず、大学時代の趣味だった「資格マニア」を復活させました。
そこから数年で、
ファイナンシャル・プランニング技能士2級
ITパスポート
メンタルヘルスマネジメントⅡ種
上級心理カウンセラー
行動心理士などなどを独学や通信教育で取得しました。
相談される中でもカウンセリングやFPの知識は役に立っています。

そして本厄。

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2020年1月。
挑戦の年にしようと思いました。

翌月にコロナウイルスが蔓延し、弱気になってしまいました。
自分が厄年であることや、タイミングじゃない、など自分にたくさん言い訳しました。
実際に動けていたら、ピンチよりもチャンスが多かったと思います。
チャンスの神様は、すごいスピードで去って行きます。
怯んだ人のことは目もくれず。

この小さな失敗で、踏み切れました。

厄年とは役年なのです。
自分の役目をしっかりと請け負うという意味に解釈し直しました。

2020年10月。
とうとう退職し、起業することに。

自分がもっと社会に貢献できる活動をすると決意しました。
会社員専用のカウンセラー兼人財デザイナーと名付けました。

この道でお役に立てるように努力することが、
1番自分にとって後悔のない人生であることを確信しています。

私の会社員時代は悩みばかりでした。
近くに相談できる人も居なかった。
友達と愚痴に時間を潰して、結局同じ毎日の繰り返し。
過去の私のような会社員がまだまだ居ると感じます。
もしあなたが望むなら、繰り返す日常から抜け出すきっかけを作りたい。

悩みを少しでも軽くなるように、話を聞かせて欲しい。
辛い思いを我慢して鬱や引きこもりにならないで。
もしく燻っている夢があるなら、どう追えばいいのか一緒に考えます。

そして、活きいきと働く会社員を増やすこと。
そんな人が増えたら、日本の未来も明るく変わっていくはず。

これが、私の「いま自分が追いかけている夢」です。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

最後に、私がこの夢を追うために、
快く応援してくれた夫と3人の子供たちに感謝します。

今後も挑戦し続けていきます。

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これからもよろしくお願いします!


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