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住民票の広域交付は便利 20200423

私は現在、大学のことがあって北関東に住んでいるが、実は東京都民だ。住所登録は目黒区でされている。

コロナの一件で、都内への移動について、強く自粛要請されているが、都内に行かなくても特に何も問題ないよなぁ、と思っていた矢先問題が発生した。

住民票の取得の必要性

大学の授業料免除申請で、住民票が必要であったが、郵送で申請したところ、何でか1週間待っても手元に届かなかったのだ。

締め切りは間近。。。

兎にも角にも、まず大学へ説明した。今、私の大学は、問い合わせは全部メールになっており、窓口、電話対応は原則受付不可となっている。電話や窓口が苦手な私にとっては僥倖。

すぐにメールで返信が来て、「揃っている必要書類を期限内に提出し、住民票は追って提出すること」との指示が出た。柔軟に対応してもらえてよかった。コロナの一件で収入が不安定になっている趣旨を説明したのがよかったかもしれない。確認大事。

目黒区への電話

そして、目黒区へ電話した。

目黒区側の受付・処理は問題なく行われたとのこと。郵便局の転送がうまく行かなかった様だった。何でかなぁ。コロナやマスクの郵送でバタバタしてんのかな。

しかし、書き留めにしていないので、追跡できるか難しい。あと、電話して郵便局に確認するのは、今はちょっと面倒くさそう。むしろすぐに申請して、確実に再取得できる方法が欲しい。

そこで、区役所に現在の北関東の住所に送ってもらえないかお願いしてみたが、実家で両親や家族の住民票などで証明できない限り、別住所には送れないのだとか。それはとても無理。第一、北関東実家じゃないしな。

悪さする人がいるから仕方ないなぁ、と頭の端ではわかっていたけど、若干パニックになってた私は、何とか、そこを何とか…とお願いしてみる。区役所の方は、何度お願いしてもダメなもはダメ!って呆れた感じだった(笑)が、ふと

「そういえば、免許証はありますか?目黒の住所が記載されていますか?あれば、広域交付が可能ですよ。」

と教えてくれた。

広域交付住民票とは

 条件を満たせば、住民登録とは別の地域の役所・窓口センターなどで、住民票を交付してくれる制度だ。

 広域交付住民票とは、住所地以外の市区町村窓口で交付する、全国共通様式の住民票の写しのことです。
 目黒区に住民登録があるかたが、目黒区以外の市区町村窓口で住民票の写しの交付を受けることができます。
目黒区以外の市区町村に住民登録があるかたが、目黒区の窓口で住民票の写しの交付を受けることができます。
ただし、本籍の記載ができないなど、住所地市区町村が交付する住民票の写しとは記載内容が異なることにご注意下さい。

目黒区役所webページ「 広域交付住民票」https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/tetsuduki/juminhyo_gaikokujin/jumin_jukyo/kihondaicho/koiki.html

 マイナンバーカード、パスポート、運転免許証など、住所や本人確認ができるものが必要なようだ。

 交付してもらえる住民票の記載内容には限りもあるので、広域交付を利用する際には、提出先の提示する条件確認は必要。また、念のために、自分が赴く予定の役場に確認しておくとより安心だと思う。持ってくものとか、あとは、私の場合、市役所はちょっと遠いので、最寄りの窓口センターでも交付可能か聞いてみたり。

最寄りの窓口センターで広域交付住民票を取得

 電話切ったあと、最寄りの車で5分の窓口センターへ駆け込む。普通の住民票写し貰う用の書類は書類記入コーナー並んでいたけど、広域交付用の書類は窓口に声かけないと出してもらえなかった。窓口にはビニール貼られてて、いつも人いないけど、今日はより人いなかった。

 書類記入して、免許証提示して、5分ぐらい待った。手数料200円で公布してもらえた。

 待っている間には婚姻届を見つけて、「あれ、窓口センターで婚姻届出せるんだ!」と初めて知ったり。市役所は地味に遠いし、大きいし、待ち時間長いから嫌だったんだけど、これは便利だ。県が出している結婚ガイドブックもあって、婚姻届手順がわかりやすくまとめられていてよかったので入手。ご当地婚姻届なるものがあるという情報が載っていて、これもまたラッキーだった。これについて今度書きたい。ご当地婚姻届可愛い。あと、県知事が写真付きで「ご結婚おめでとうございます」とコメント載せててなんか面白い…知事に結婚祝われるの変な感じ。

広域交付もっとメジャーになって欲しい

 それにしても、広域交付なんて、大学生になって家族から扶養はずれて、1人で手続きいろいろしてきたけど、10年で初めて聞いたな。結構みんな知ってるものなのだろうか?

  今回は、コロナのこともあって、都内に行けない事態になってるけど、そうじゃなくても広域交付は今後もとっても便利だ。交付には条件付きではあるけれど、暮らし方がもっと多様になっている今、あと、私の様に複数拠点持つ人にとってはこうした制度はとっても便利だなぁと思った。
 何にしても申請するのに、住民票とか、戸籍謄本とか、課税証明書とか、割と必要なんだよなぁ。普段も都内に行くのはそこそこお金かかるし、エネルギー使うから、そんなに行きたくないし、郵送はタイムラグあるし。なんか転送されなかったし…ヒューマンエラー防ぎ様ないしね。

 課税証明書の広域交付は、地域を転々とする個人事業主には便利だ。前年度の課税証明書を提出してね、という時に別の地域に移住している場合もあるので。

複数拠点居住も楽になるよね。せっかくマイナンバー制度があるのだから、広域交付されるものがもっといっぱいになったらいいなぁと思う。

デリカ

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