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自宅撮影セットDIYのススメ

みなさんおはようございます、まつです。

緊急事態宣言が続く中でのゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。

私は例年なら陸上の観戦に行ったり旅行に出掛けたり、連休の大半を外出して過ごしていましたが、今年はさすがに大人しく家に籠っております。

それでも何か楽しいことがしたい! と思い自宅で撮影セットを作ってみました!

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適当に身の回りの小物を並べて撮影してみたり…

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料理写真もお洒落にグレードアップします!

今回は背景パネルの作り方と、自宅にあるもので簡単に写真のクオリティがワンランクアップする、ライティングテクニックを紹介します!

背景パネルの材料と作り方

今回、私が作ったのは撮影用の背景パネルです。

自粛ムードに突入してから何度か自室での撮影を試みたのですが、どうしても部屋の中だと生活感が強く、写真に雰囲気が出ないことから制作に踏み切りました。

用意するものはこちら。

■A2サイズのスチレンボード…2枚

■壁紙(幅45cmのもの推奨)…2種類

■カッター/ものさし/カッター作業用の下敷き

たったこれだけです!

スチレンボードは発砲スチロール板の両面に上質紙を貼り合わせたもの。A2サイズであればホームセンターで1枚500円前後で手に入ります。

壁紙はニトリで売っていたこちらのシリーズを使用。

なぜ幅45cmのものがおススメかというと、A2サイズのスチレンボードの短辺とぴったり合い、壁紙を切る手間が省けるからです。

続いて作り方ですが、

①壁紙の長辺をスチレンボードに合わせてカットする

②スチレンボードの表と裏に1種類ずつ壁紙を貼る

③完成!

簡単ですね。

空気が入らないように貼るには、粘着力が弱めの両面テープなどで仮止めしたり、アイロンがけのように上から固いもので押さえながらゆっくり貼るなど工夫が必要ですが、小一時間もあれば2枚×両面が作れました!

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背景にバリエーションがあったら楽しいかと思い、片面はレンガ柄、もう片面は大理石風の柄を選んでみました。

部屋にあるもので簡単ライティング

作ったパネルを使って早速撮影を始めます。

今回被写体に選んだのは、法政大学のマスコット「えこぴょん」と中央学院大学のマスコット「ちゅーいんこ」のぬいぐるみです。

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かわいい。

これだけでも、ただ部屋にぬいぐるみを置いて撮影するよりグッといい写真になったと思います。

ですが、ここで「とあるもの」を使用することで、よりいい写真を目指しました。

それがこちら。

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じゃーん! なんの変哲もない普通のデスクライトー!

これをストロボ代わりに使用します。

このセットは自然光を取り入れるために窓際に作っているのですが、ぬいぐるみが窓に背を向けているため顔に影ができてしまいます。そこで、顔に光を当てることで顔の影を取ります。

※私の部屋の間取りでは難しいですが、窓に背を向け、窓と背景パネルの間に被写体を置ければ自然光で撮影できてベストだと思います。

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セットが狭く被写体に光が当たり過ぎるので、ライトにレジ袋をつけて光を和らげています。プロカメラマンでもディフューザー代わりにレジ袋を使う方は意外と多いらしいです。

こうして撮影した写真がこちら!

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単体で見てもよくわからないと思うので、最初の写真と比較してみます。

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noteにgifを貼れるという新発見。笑

顔に注目して見てみてください。影が取れているのが分かりますでしょうか。

しかし、デスクライトの当たっていない顔の向かって右側に影が残っているので、この影を取るためにもうひとつアイテムを使います。

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はい。サイン色紙です。色紙の白い面をレフ板代わりに、顔の向かって右側に光を反射させるようにして使用します。

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なかなかいい仕上がりになりました。

これも違いが分かりづらいと思うので、色紙を使っていないver.と比較してみます。

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自然光、デスクライト、デスクライト+色紙の3パターンすべてを並べてみると更に違いが分かるかと思います。

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いかがでしょうか。顔の向かって右にあった影も取れて綺麗になったと思います!

今回は撮影後の修正を一切行っておらず、あくまでライティングの力のみでここまで変化をつけました。

ちなみに私は小型のレフ板も持っています。

そちらも使用してみたものの、色紙との違いが全く分かりませんでした。笑
恐らく白くてある程度面積のあるものであれば、例えば無地のノートなど何でも代用可能なはずです!

最後に

DIYについては「デジタルカメラマガジン」5月号の「家で撮る写真」特集を参考にしています。

誌面には他にも家で写真を楽しむアイデアが満載なので、興味のある方はぜひ読んでいただきたいです。 自粛中に本屋さんに行くのも気が引ける…という方は電子版もありますよ! (出版社の回し者ではありません。笑)

まだまだ長引きそうな自粛ムード。家で撮影を楽しむ参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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