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17_放置型OJT

あなたの会社や

あなたがリーダーをしている

チームでのOJTは

どのような形式で進んでいますか?


多くの企業では、

先輩についてまわる

手厚いハンズオン型の

OJTが主流だと思います。

もしくは、

先輩の時間があくまで待機するか

ですね。


基本的に私は、このような方法を

承服しかねてしまいます。


この手厚いハンズオン型のOJTでは、

なにかしら壁にぶつかった際に

自分で考えるということを

しなくなるからです。

日本の企業に

指示待ち人間が多いのはこのためです。


例えば、

仕事で分岐点にたたされた際

手厚いハンズオン型支援では、

「このような場合は右に進みます。」

という答えを教えて仕事を進めます。


確かに、先輩にとっても

説明をする無駄な時間を使わないし、

部下からしても教えてもらってないんだから

そんなの知らないよ

という無駄な時間を共有しないで済みます。


しかし、本当にOJTを行いたいのであれば、

このやり方はお勧めできません。

私は基本的に、

放置型のOJTを推奨いたします。


先に述べた通り、

基本的にすぐ教えてしまうと、

自分で考えなくなるので

指示待ち人間を生み出してしまうだけです。


これを回避するために、

自分で考えさせながら

仕事をさせるべきなのです。


先ほどのたとえ話ですが、

部下が分岐点に立たされた場合

部下に答えを教えるのではなく、

部下に決断をさせましょう。


そして、決断をさせた後は

実行させるのではなく、

どのような事実と論理に基づき

仮説をたててその答えへと辿りついたのか

を確認しましょう。


それに対して導き出した

仮説が正しいのか

フィードバックをしてあげましょう。


時間も手間もかかりますが

確実に能力の高い部下が

育ちます。

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