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「0123夜 放っておけない話」

前回の投稿で、ZDNetも興味深いニュース源であることを改めて思い出しました。
そんな訳で今日は、ZDNetからひとつ話題を提供します。

「COBOLは死んでいない」

では、早速、今日のリンク紹介をします。
COBOLは死んでいない--専門家が語る用途や需要、教育の必要性 (2021年5月2日 ZDNet Japan)
COBOLというのは1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語で、名称は、COmmon Business Oriented Languageから取られているとのことです。(参考Wikipedia) 筆者の記憶でも、理系向きのFORTRANに対して、事務向きのCOBOLというのが印象に残っています。
この記事を読むと想像できるのは、COBOL問題も日本では放置され、経済的・社会的な問題に発展するのではないかということです。新しいタワーマンションの建設には興味があっても、毎日トラックが通る老朽化した橋のメンテナンス費用は予算化されず、ある日突然、身近な幹線道路が寸断されるがごとく、COBOLプログラムでできたシステムがメンテナンスされずに、老舗企業の会計系システムがダウンするなんてことが起きるのかもしれません。(実はすでに起きている?)

やっぱりオープンソースがあるのですね

しかし、COBOLとはどんな言語なのか正直全く触れる機会がなく、分かりません。昔からの言語ですので、開発環境や実行環境を整えるだけでも多額の資金が必要であることが想像できます。筆者だって手が出せるはずがありませんが、きっと今なら、オープンソースの開発環境や実行環境があってもおかしくないはず。検索をしてみると、オープンソースのCOBOLはやはりあるようですね。
現代のCOBOL開発のための3つのオープンソースプロジェクト (2015年10月27日 POSTD by ニジボックス)
なるほど、Linuxであれば、Gnu COBOL/OpenCOBOLがインストールできそうです。
それにしても、そこまでだと筆者お得意のただの「インストールマニア」で終わってしまうしなぁ、、、 まぁそれでも良いかと思ったものの、一応Hello Worldくらいは調べてみたほうが良いだろうということで検索すると、こちらもあるものですね。
COBOLでHello world!COBOLプログラミング入門
Hello Worldに行き着く前に数行の宣言文(?)が必要なようで、やはり歴史の重みを感じます。これをやってみれば「インストールマニア」から「Hello Worldマニア」に昇格です。(笑)
まだインストールすらしていませんが、時間がある時か、ネタに困った時にやってみたいと思います。

日本語パッチあります。

筆者はやっぱりCOBOLに深入りする余力がないので諦めようとは思っていますが、まじめに取り組むなら、日本語環境は避けて通れないはずです。備忘を兼ねてOSSコンソーシアムのopensource COBOLダウンロードのリンクを張っておきます。
opensource COBOLダウンロードOSSコンソーシアム

2021年5月5日のコメント

5月5日なので、ゴールデンウイーク最終日です。勤務先によっては次の土日まで連休になっているところもあるかもしれません。日払いの仕事が増えてしまって「連休はありがたくない」という話をよく耳にするようになりました。お金や住居を貸している人は「それでも1日は1日」で利子や賃料が入るとたかをくくっているかもしれませんが、「元も子もない」話にならないように、お金がまわるように、経済的に余裕がない人たちにこそ機会がある世の中になることを今日も願っています。
では、また明日。


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