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喫煙の健康被害を周知する広告画を制作した話
みなさん、タバコ吸ってる!?
私は吸ってない!
はい、それはさておいて、今回のプロジェクトNでは錯視効果を用いた広告画の制作を行なった。
私は常日頃から路上喫煙者に辟易していたので、喫煙のマナー啓発を目的に広告画を制作していた。
のだが、
広告に錯視効果ってなんやねん!
初めて広告作る奴に設けるハードル高すぎやろがい!
と、私の中の似非関西人が叫ぶのだ。とは言っても授業である。ちゃんと作らねばなるまい。さあ、どうしようか。ここで私に電流が走った。
この前文化祭でモザイクアートを作ったな。
あれなら私にも作れそうではないか。
でも、モザイクアートは錯視に含まれるのだろうか。
先生、バナナはおやつに含まれるのだろうか。
そう考えた私は、一心不乱に素材を集めた。
そこからは、マナー啓発だった目的が喫煙の健康被害を周知することにシフトしたくらいで、極めて順調に制作が進んだのだった。
工夫した点
ややグロテスクな、灰にまみれた背景の肺は、見る人によっては不快感を催すものだ(多分)。つまり、不特定多数が見る広告画の素材に使うにはあまりに不適格な代物である。
がしかし、ここで「はいそうですか」と退くようではやっていられない(何を)。
あまり目立たないよう灰色の中に忍ばせようではないか。
そうした結果、いい具合にシックでA◯ジャパンが使っていてもおかしくないような(自画自賛)画像になった。(◯Cジャパンの広告を意識して作ったので当然ではある。)
つまり、工夫した点は、ややグロテスクな肺の背景を灰色でどれだけ自然に誤魔化すか、その上でどれだけ目を留めさせるかバランス調整である。
制作した広告画像はこちら!
一見ちょっと渋いただの画像に見えるが、近づいて見ると肺がタヒ体に群がるハイエナの如くびっしりと集まっている。
また、弱く見えるのを承知の上で『健康を破壊する』という強い言葉を使ったことで危険を周知する効果を高められているのではないかと思う。
プロジェクトを終えて
広告画をハイクオリティにし、メッセージ性を強める中で、不快感を出来る限り排除するというバランス調整はかなり難しいものであったし、これだけ配慮してもなお、不快に思う人もいると思うが、それはいいや(仕方ないので)。
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