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Privacy Talk

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「Privacy Talk」は、Privacy by Design Labが日本のプライバシーバイデザインの先駆けとして立ち上げた、国内外の専門家のインタビューメディアです。 デ…
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#政治

テクノロジーによる思想の分断に、情報入手の民主化で歯止めをかける

都市開発とテクノロジーの融合は未来の街づくりを見据えた上で重要なミッションの一つです。 インタビュー第一弾は、ニューヨーク市で都市開発に関わるKarenさんに豊かな都市を作るために必要な情報提供の話を聞いていきたいと思います。 Kohei: みなさん、本日もPrivacy Talkにお越し頂きありがとうございます。本日はニューヨークで都市開発に関わっているKarenさんにお繋ぎし、お話を伺いたいと思います。Karenさん、本日はお越し頂きありがとうございます。 Kar

社会は多様だが、統計調査にマイノリティが存在しない理由

正確な統計データをもとに政策決定を行う重要性が高まっています。統計にテクノロジーを活用することで、これまで見えてこなかった社会の実態が可視化できるようになります。 インタビュー後半は、国勢調査における統計の課題と現在取り組んでいる解決策の話を聞いていきたいと思います。 プライバシーに配慮しない統計解析は、正しさに辿り着かないKohei: ここからは次のトピックに移りたいと思います。 (前編の)冒頭に伺った、Claireさんの子どもの頃の(マイノリティの)経験が気になって

ソーシャルメディアのデータから考える社会全体で分断が起きる理由とは?

第二回は情報マネジメントの観点から公共でのデータ利活用で重要なポイントを考えていきたいと思います。 コロナを一つのきっかけに社会全体が大きく変わろうとしています。その中で、私たちの声を代弁するデータはより重要な役割を担っていくと考えられます。 今回もブリティッシュコロンビア大学で教鞭をとっているビクトリア准教授に公共のデータプライバシーと透明性の話から、民主的なデータ管理の仕組みまでお伺いしました。 ブリティッシュコロンビア大学准教授 Blockchain@UBS 代表

米国大統領選で争点となる民主的な政策立案に求められるものとは?

11月3日のアメリカ大統領選はコロナ下での大きなターニングポイントになる可能性があります。 今回は過去オバマ政権を始めとしてアメリカの政策の立案に深く関わってきて、現在も様々な取り組みを行うQuentinさんに米国の民主主義と政策にまつわる取り組みに関してお伺いしました。 全二回で、第一回は政策を立案する際のエビデンス設計と投票が与える民主主義への影響に関してお伺いしたいと思います。 国際デジタルアカウンタビリティカウンシル 代表          Quentin Pa

大統領選後に米国のプライバシー政策はどのように変化していくのか?

アメリカ大統領選は最後の最後まで縺れている状況ですが、大統領選の結果によっては今後の方向性が大きく変化していきそうです。 今回は過去オバマ政権を始めとしてアメリカの政策の立案に深く関わってきて、現在も様々な取り組みを行うQuentinさんに米国の民主主義と政策にまつわる取り組みに関してお伺いしました。 第二回は大統領選後のプライバシー法制含めた動きをお伺いしたいと思います。 国際デジタルアカウンタビリティカウンシル 代表          Quentin Palfrey