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ファンを作ることの大切さ「1000 TRUE FANS」より。

久しぶりに今回はマーケティングのお話です。
1000TRUE FANSという海外の本(エッセイ)から抜粋です。

本記事では「どんなビジネスもファン作りが肝となる」そして、「いかに少数精鋭でも良いのでコアファンを作るべきか」という顧客の創造と価格設定についての考え方が改めて分かる内容になります。


どんなビジネスもファン作りが肝となる


こちらのエッセイの内容を簡単にまとめると、
1000人程度の真のファンを作ることができれば生活していける。という内容です。

ケリー氏は「創作者として成功するために、何百万も必要ではありません。何億円ものお金も、何百万人もの顧客も、何百万人のクライアントも、何百万人のファンも必要ないのです。職人、写真家、音楽家、デザイナー、作家、アニメ作家、アプリ開発者、起業家、発明家といったクリエイターとして生計を立てるには、1000人程度の真のファンさえいればいいのです」と述べています。

「1000人の真のファン? いや、100人という手もある」より引用

結構古い本からの抜粋なので最新のマーケティング手法というわけではないですが、どちらかというと考え方のお話しで。

実際、経済活動も社会的活動も全て人というのは他の誰かとの関わりがあって生きていけるわけですよね。

仕事をしてお金をいただける、ということは大体の場合

①会社組織に所属して、給料として受け取る
②個人事業主や経営者としてサービスを買ってくださる方から受け取る

このどちらかが殆どだと思います。

当たり前ですが、どちらもお金を支払う対象から選ばれている必要があるわけですよね。(会社員として採用してもらい雇用関係を続けてもらう、サービスを選んでもらう)


そう言った意味ではこの記事に書いてある職人、写真家、音楽家、デザイナー、作家、アニメ作家、アプリ開発者、起業家、発明家といったクリエイターだけでなく全てのビジネスパーソンが同じようにファン作りを行なっていると言えるのではないでしょうか。


僕の記事を読んでくださる方はおおよそマーケティングに関心があったり、生き方や働き方を考えることに関心が強い方が殆どだと思うのでビジネスで例えますが、

自立した個人事業主として安定するには、仕事を選んでもらうためのファン作りを何人作っていけるか、というわけです。


あなたの事業に当てはめると、何人のファンが必要なんですかね?


そこでこの図。

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ピラミッドの頂点に君臨するのが、サブスクライバー(定期購読者)&ハイバリューパーチェス(高額購入者)です。


少し話はそれますが、本記事のタイトルに「1000 TRUE FANS」とありましたが、個人事業主にとって1000人の顧客を作ることは容易でしょうか?


ほとんどの人が難しいと思います。

ただ、多くの人が大量の顧客を獲得しなければ売り上げが成り立たない低価格×大量販売の戦略をとってしまっているんですね。


カメラマンにしても、ネイリスト、占い師、デザイナー、ホームページ制作者、動画編集者、さまざまな仕事がありますが低単価を売りにしている方は少なくありません。


ですが、十分な収益を得ることを考えると顧客が足りず、常に案件、仕事を探して集客に困り続けている方が多いのではないでしょうか。


少数精鋭でも良いのでコアファンを作るべき


話しを先ほどのピラミッドに戻します。

アーティストが活動する上でYouTubeなどで発信を容易にすることができる時代、受け取る側も無料で見れてしまうので何万人ものチャンネル登録者がいたとしても実際にお金を支払って支えているファンの数はその何分の一になるでしょう。

さらにはお金を支払って支えている人の中でも高額購入者となるとより少なくなりますが、このピラミッドではこの真のファン100人でいいのでは?ということを指し示しています。


これらを踏まえ、アーティストではないにしても、人から選ばれる必要のある事業主はあなたの事業に対する何か(理念やサービス、人柄など)に対して十分な価値を感じて正当な報酬を支払ってくれるコアファンを作っていかなければなりません。


YouTubeやInstagramなどはあくまでフリーオーディエンスとなる支払いゼロの視聴者の母数を増やし、そこから格安のお試しフロント商品を手に取ってもらうことから始め、満足と感動を与えることでコアなファンを作っていく。

この流れを作れた人だけが集客に困り続けることなく、リピートのみで自分自身が最大限に満足と感動を届けられる方々に集中してサービスを届けられ、時間とお金の豊かさを得ることのできる事業主になる最低条件となります。


まとめ

少数精鋭のコアファン作りという顧客の創造と価格設定についてまとめた記事でした。

1000人とも100人とも言わないので、年間それなりの高単価をお支払い頂けるコアファンを創っていきましょう。

そんなこと言われても難しい!と思う方も多いと思いますが、コアファン×高単価という視点、思考を持つことが大事な一歩ですので、まずはご自身に当てはめてみたときに何人に何円くらいが妥当なのかを少しでも良いので考えてみましょう。


そうすると、高単価にするには今のサービスだと満足させられないぞ?などといった新たな良い気づきが得られたりします。

コンセプトメイキング、商品設計、ターゲットの見直しなど様々な課題も出てくるかと思います。
弊社ではこういったマーケティングにまつわる課題を総合的に扱って解決の伴走をしております。

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