もりりょうた

そうです。私がもりりょうたです。Brian the Sunというバンドでギターを弾いて…

もりりょうた

そうです。私がもりりょうたです。Brian the Sunというバンドでギターを弾いて歌っております。 お酒とスケートボードが大好きで、写真をとったり絵を描いてみたりととにかく何かと落ち着きのない人間ですが 結局のところは全て音楽のための自家発電なのだと気づいたのでありました。

マガジン

最近の記事

YOWLL fesについて Enfants編

Enfantsのライブに触れたのは2023年11月22日。 YOWLLが主催した神戸D×Qでのイベントが初めてだった。 メンバーとはお互い前身のバンドからの知り合いで付き合い自体はまあまあ長い。 ボーカルの松本大は野良猫みたいな人だなぁと思う。 毛の長い洋風の。でも野良なのである。 (これはとてもいい意味で言っている。) 元々は飼い猫だった。 どうやら窓の外に世界が広がっているらしいことを知って外の世界飛び出してきたみたいな感じがする。 世界は広く、自由気ままに生きることが

    • YOWLL fes に向けて

      夏の太陽は寡黙にアスファルトを睨み続け、目を逸らした隙に地球は自転し、そんなことを繰り返しているうちにいつの間にか秋がこちらを覗き伺う様子が視界の端にちらつく。 今年は蝉の声を例年よりも聞かなかった気がする。 YOWLL fes.を企ててから色々ジタバタと精神的に走り回り、もう気がつけば開催が来月までせまっている。 20年近くも以上前からライブハウスでライブをし続けていて随分と感覚が壊れているところは自覚しつつも、俺はこの独特の文化を愛さずにはいられないのである。 国とい

      • ピュアさについて

        今日は一日ずっと曲を書いていた。 書いては消して、書いては消して。 自分にしては珍しい。 どうも最近なんだかちょっと心持ちが変わってきたようなのである。 色んなところで書いているのだけれど、先輩と楽器屋巡りをしたことが大きいかもしれない。 なんだか、その出来事のおかげで一つ扉が開いた感じがした。 だから、曲もなんかいつも通りに書いていると違和感がある。 そういうわけで書いたり消したりしていたのかもしれない。 その先輩は名前をシュガーさんといって、clione-index

        • 森、辞めるってよ

          何を? POS部屋を。 POS部屋というのはあれですね、平たくいうとファンクラブです。 ええ、そう呼ぶのが嫌で色々と抵抗してみたものの、結局はFCじゃん。 の域を出ることはなかったわけですねぇ。 そもそもは基本無料で有志が課金できる。みたいな感じを目指してたんですが、なんかそれもしゃらくせぇ!回りくどいわ!って思ってきた最近ですよね。 いや〜、まぁ話せば長いです。いろいろあります。 一つは、定額で課金してもらうことの違和感にまぁまぁしんどくなってきた。 ということ。これは

        YOWLL fesについて Enfants編

        マガジン

        • 雑記
          35本
        • 日記
          4本
        • ポスラジ
          5本
        • Project Open Source
          5本
        • 小説のようなエトセトラ
          8本

        記事

          だって音楽家だろ俺たち

          ダグアウトカヌーとのツアー、大阪名古屋と終わって帰路でござります。 ほんとに音楽的で素晴らしい日々。 2日間とも関わるスタッフまで含めてみんな音楽でご機嫌になれたいい日でした。 音楽に全体重を預けても大丈夫だということが身に沁みてわかる日々。 方法論はさまざまあれど、音楽家は音楽を届けに旅をする。 それで良いのだということを日々強く思う。 関わる人みな、なるべく楽しくご機嫌に過ごせるよう、そして未来に何か繋がるように そんなことを考えて過ごしてる。 ファイアーループの日

          だって音楽家だろ俺たち

          作曲するべからず

          なにやらまたややこしいタイトルの記事を書こうとしておりますな。 お久しぶりです。noteなんて随分久しぶりの更新じゃないかと思われます。 ここ数日、くたばっておりました。 体調の部分もそうなのですが、なにやらどうやら疲れがぜんぜんとれず、身体に力が入らないというありさまで、気合いや元気はあれどどうにかこうにか体を動かしてライブやレコーディングなんかをしておりました。 なんだか疲れがとれないな〜なんておもって過ごしていたのですが、ついに全然動けなくなってしまい数日泥のように過

          作曲するべからず

          お前は誰なん。

          最近、友人に子供ができた。 バンド界隈の友人で、普段は温厚なのだが酒を飲むと大暴れして脱いで全裸で道の端っこに転がって眠ってしまうような、どうにも危なっかしくて頼りない彼に子供ができた。 送られてきた写真には小猿のような赤ん坊と、きれいに整えられた頭髪でスーツ姿で赤ん坊を抱いて満面の笑みの彼の姿が写っていた。 嬉しいなぁ。と素直に思った。 そのあと、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ。 もうあのなんの目的もなく笑って酒を酌み交わした時間は戻らないのかもしれないな。 と思って、

          お前は誰なん。

          太陽の塔

          今日は万博記念公園でFM802主催のFUNKY MARKETというイベントで歌ってきました。 最近は自分はもっぱらアンダーグラウンド、ライブハウスの住人となっておりましたので青空の下で歌うのは久方ぶりでありました。 とても気持ちよかったな。 お客さんの顔がよく見えて、みんなそれぞれ楽しそうでとてもよかった。 天気も良かったし最高だったな〜。 久々に会う人もたくさんいて、とても楽しい1日でした。 先日、東京は府中にあるFLIGHTというライブハウスに出演したときにデジカメのム

          パンゲアでライブであったぞ

          今日はBAD END BOYSとTHYPALMとYOWLLのスリーマンがパンゲアで行われました。 なんかAIみたいな書き出しをしてしまったな。 金木犀の香る秋の晴れに相応しい音楽のよく響く日でした。 ライブハウスで出会うバンドたちはもう年下の方が全然多くて、なんだか大人になったなぁなんて思うんだけれども、もう最近はライブハウスという場所自体も、音楽を鳴らす人間も、それを支える人間も全てが尊いなと思う。 ライフステージってもんがあるから、大体30歳超えて来るとみんな結婚したり

          パンゲアでライブであったぞ

          ビルマニア

          今日は大阪は梅田のZeelaというライブハウスでYOWLLでした。 ビルマニアというタイトルのイベントで、メンツはなんとみんな実は今まで対バンしたことある人たちばっかり。 Brian the Sun時代に共に時代を駆け抜けたバンドマンたちが時を経て違う形で動き出していて、それぞれがそれぞれのフィールドで実は頑張って活動していたというわけ。 蓋を開けてみればZeelaのフロアも楽屋もみんな知り合いばっかりでとても楽しかったな〜。 ひっさびさにあう人がたくさんいて 思い出話にも

          最近の私

          こないだのnote面白かったね、あの、お酒のやつ。 と友達に言われ読み返してみた。 はて。 これを書いた人間は、何を言っているのだろう。 そういう気持ちになった。 人間とは恐ろしい生き物で、確かに書いた。書いたことは覚えている。 しかし、その時の詳細な感情というのは影も形もない。 他人が書いたのだ。おそらく。 いやもちろん、飲酒を始めたという話ではない。 もう飲まないと決めたからには飲まないのである。 タバコも吸わない。 こんなに面白おかしくお酒をやめたことについて何

          もじょ

          京都のMojoというライブハウスでYOWLLのライブを演ってきました。 俺ら以外は20代前半という、一歩間違えたら老害呼ばわりされてしまうのではないかという危険をはらんだ恐ろしいイベントでしたが無事にそれなりの手応えを持って終えることができました。 俺とひでおくんは寺田町のFire Loopというライブハウスで育ちました。 16歳とかの多感な時期に、生々しいリアルなバンドマンのライブを見て育ったわけです。 どうやって生活できてるのかわからない風貌の、だけど謎にオーラを纏って

          テレパシー

          「もしテレパシーが使えて、人の心がのぞけたらどうなる?」 小学生の時に、道徳の時間に先生がポロリと口に出した言葉だ。 要するに、人の心の中までは見ることができないから思いやりを持って学校生活、ひいては人間関係を構築して行こうね。的な文脈ででた言葉だったのだけれど、多くの生徒が 「覗きたいけど、知らない方がいいこともあると思う。」 と口にしていた。 「こっちの心も覗かれたら嫌だから覗かない。」 と言っていた子もいた。 そう、知らない方がいいこともたくさんあるっていうのは小学

          町田康 しらふで生きる に感謝を述べる

          わたしはバンドマンである。 バンドマンになりたくてバンドマンになったわけではない。 知らぬ間にバンドマンになっていたのである。 自らというよりは、むしろ自分以外の人間が自分を定義してくれる時におそらく自分は「バンドマン」のフォルダに分別されるのだと思う。 そして次第に自分でもバンドマンを名乗るようになった。 そして、知らぬ間に酒飲みにもなっていた。 同じく、他者が自分を見た時に「酒飲み」のフォルダに分別されていたのだと思う。 そして次第に自分でも酒飲みを名乗るようになった。

          町田康 しらふで生きる に感謝を述べる

          サイアノタイプ

          YOWLLの新しいEP、しれっとリリースされました。 サイアノタイプとは青写真のことです。 青写真というのは、日光に反応して青く定着する液剤を使って像を写し出す技法のことで写真の技法としてはかなりマニアックというか、原始的な部類に入る方法です。 建築現場とかで図面を複写する時とかに使われてた方法みたいで、そこから転じて青写真を描くとかって言葉にもなってるように、まだ見ぬ未来の計画や展望を思い描くことの例えに使われたりするよね。 今回、サイアノタイプで写真をプリントしてくれた

          サイアノタイプ

          YOWLL初ライブ

          無事に終わった初ライブ。 最初がファイアーループなのもよかったし、folcaのイベントで良かった。 ものすごくあったけかった。 YOWLLのライブは自分の世界観を誰の目を気にすることなく表現できていて、この3人で音を鳴らすと何故だか3人というかむしろ1人で鳴らしてるみたいな気がする。 それは孤独という意味ではなく、むしろ調和の極地なんだと思う。 不思議な話だけれども。 顔を見合わせて演奏しているけれど、自分とメンバーというより 大きな一つの動物みたいな気持ちだ。 仲がいいと

          YOWLL初ライブ