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「早朝の散歩楽しすぎて草」

12/12(日)
仕事の関係で、今朝始発で後輩と帰ってきた。
後輩とはたまたま地元が一緒で、ひと駅となりの駅に住んでいるからよく一緒に帰っていて仲良くなった。

後輩に「今日電車で帰ろうと思うけど一緒に帰る?」と聞いたら、「帰ります!私ガキなんで始発の電車大好きなんですよね(笑)」と言っていた。
みんなが仕事に向かうなか、自分だけが遊び疲れて帰る感じがウキウキするらしい。よく分からないけど、分かる気もした。

帰りの道中、仕事の愚痴を言いながら帰った。
「中学生じゃないんだからさ~って思うよね」と言いながら、私の愚痴って大体「中学生じゃないんだからさあ」という言葉が入るなと思った。私って毎回ガキじみた行動にイライラしているんだと知った。

後輩と別れて、私が先に降りた。
地元の駅についてもまだあたりは暗かった。夜中の寒さとは違う、朝方の濡れた空気の感じがちょっと嬉しかった。5分くらい歩いたら、ほんの少しだけ空が明るくなった。
歩いているうちに、湿気た空気とマスクから漏れる蒸気でまつ毛がびちょびちょになった。

ふと、「早朝の散歩楽しすぎて草」という言葉が頭に浮かんだ。
心がウキウキするとかじゃなく、「早朝の散歩楽しすぎて草」という言葉だけが急に浮かんできたのが面白くてもっと楽しくなった。

人間は午前2時~3時くらいが一番眠くて、4時を超えると元気になる。
この世のすべてに感謝したくなる。水滴のついたまつ毛が愛おしくなる。

早朝散歩を趣味にしようかなと一瞬思ったけど、早朝にわざわざ起きて散歩するのは、それは違うんだよなと思って、やめた。

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