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人は美しいものを見たくなるらしい

人をみるとき、絶対に中身のみをみている、見た目は全くと言っていいほど人間の価値に影響はないと思っていた私ですが、その価値観が変わった出来事を書いていきたいと思います。


「見た目が可愛いからちやほやされる」というのが世の中にはあると思いますが、私はそれが嫌いで、一番大事な中身を見なくてどうするんだと思っていました。逆に「見た目が悪いから話しかけない」というのも嫌いで、中身、つまり人間の価値はその人の見た目にあまり関係がないのだから、見た目関係なく話しかけるべきだとも思っていました。


また、SNSを見ても、メイクや洋服の投稿ばかり、、(私がそのようなものばかり見ているのかもしれませんが)、友達同士の会話を聞いていても、見た目を褒めていることはあっても、中身を褒めているということはあまり耳にしません。


なんて中身をみない世の中なのだろうと思っていました。しかし、私の尊敬する方々の中には、論理的思考によって有名になられた方でも、見た目に気を遣っている方がいます。これはなぜだろうというような話を母親としていたとき、こう言われました。


人は美しいものに惹かれるらしいよ


そうか!「可愛い」や「見た目」などの言葉ではなく、「美しい」と変換することで、すとんと腑に落ちました。確かに、人の見た目に限らず、植物や動物、景色なども美しいと人はそれに惹かれます。さらに動物の本能としても、クジャクのメスは美しい羽をもつオスに惹かれるし、昆虫は自らの羽の美しい音でメスを引き寄せます。私は言葉選びが納得いっていないだけだったことに気づきました。


思い返してみれば、自分が今までにしてきた行動の中にも、美しさがきっかけとなったものが多くあります。美しい表紙の本を手に取ったり、美しい景色の前から離れられなくなったり。


「美しさ」という概念は本能に刻まれていることから、人間の価値はその見た目の「美しさ」にも存在するはずで、そこも磨くべきところなのだと思うようになりました。そうなると、メイクや洋服など「美しさ」の一つである「可愛い」を極めるだけでなく、姿勢や表情などにも気を遣い、自分なりの「美しさ」を追求していこうという気持ちが湧いてきました。


みなさんにとっての美しさとは何でしょうか。私なりの「美しさ」がまとまったらまたnoteに書いていきたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。ほかの記事もぜひ。



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