『アナザースカイ』前田裕二さんの生き方が私の価値観を180度変えた
人生で忘れられない番組について書こうと思います。思考中のぱやです!
今回お話しするのは『アナザースカイ』という番組。私が高校生の頃、塾から帰ってくるとちょうどテレビで放送されていました。ご飯を食べる手が止まり、くぎ付けになった前田裕二さんの回のお話です。
その日もいつも通り塾から帰ってきて、テレビを見ながらご飯を食べていました。見慣れた『アナザースカイ』のはずが、この日はいつのまにか食べる手を止めて画面に釘付けになっていました。
その日に放送されていたのは、前田さんが社会人になってから思い出に残っている場所や人物の紹介、そして前田さんの持論。そのひとつひとつを知るたびに、私の中の当たり前がガラガラと音を立てて崩れ去っていきました。中でも特に印象に残っているのは、前田さんがUBSに勤務していたときの顧客の方がお話ししていたことです。
衝撃をうけました。それまでは、私は基本的に受け身な性格で、やれと言われたらやる、言われていないことはやらない、と自然にそうしていました。例えば、学校や塾の宿題は、この問題を解いてこいと言われればそれを解きますが、それ以外にその分野に関する本を読んだり調べたりということは何もやりません。周りもそうだったので特に疑問も抱きませんでした。
そこに前田さんのエピソードが入ってきたわけです。「自分の状況と目指したいものを考え、達成するための行動に移す」。そんな当たり前と思える生き方を私は知りませんでした。
そんな考えがあるんだ!
それからはこれまでにない行動力を発揮しました。一気に前田さんに興味をもち、前田さんの著書『人生の勝算』と『メモの魔力』を読みました。そして、『メモの魔力』を参考に、自分は何に心を動かされてきたのか、どんなふうに生きていきたいのか、徹底的に自己分析をしました。自己分析ノートが4冊目になる頃、「成長し続ける、変わり続ける」という自分軸が決まりました。自己分析と並行して、世の中まだまだ知らないことだらけだと思い、X(当時はTwitter)で情報収集を始め、この人と話してみたい!と思った人がいれば、その人が参加しているイベントに参加し、目的の人とお話しをして考え方を学びました。それまで触れてこなかった様々な生き方を知り、自分がいかに狭い世界で生きているかを痛感し、能動的に生きていくという意志が芽生えました。
『アナザースカイ』をみた日を境に、まるで別人に生まれ変わりました。それまでの当たり前を崩壊させ、私の生き方を180度変えてくれた『アナザースカイ』は、私の忘れられない番組です。
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