ウエダ、ありがとう
ウエダはジムのトレーナー。
今日は最後のトレーニングでした。
前に担当してくれてた坊主トレーナーが異動するとき「一番かっこいい人か背が高くて背中でかい人にして」という謎のわたしの指令のもと、ウエダが選ばれてそこから3ヶ月ほどウエダとトレーニングをしました。
「大谷翔平になりたい」「90キロの重りを上げたい」到底無理な目標を掲げて3ヶ月一緒にゆるく頑張りました。
結局、大谷翔平にもなれへんかったし、10キロくらいしか持ち上げられへんかった。(誰がみても無理な目標やった)
でも毎回ウエダが「いいですね〜」「また痩せましたね〜」って言ってくれて、実は坊主トレーナーの時よりめちゃくちゃ頑張ってた。(お菓子食べたい衝動もウエダの顔思い出して止めてた、坊主の時は秒で食うた)
トレーニングの時にも、たまにプライベートな話をしたり悩みを聞いたり聞いてもらったりと、可愛い後輩ができたような感覚でした。(ジムでそんなことある??)
そんなウエダと会えるのも今日が最後。
ちょっとしたプレゼントと極小の手紙を携えてジムへ。
トレーニング後、ウエダにプレゼントを渡したらまさかのウエダもプレゼントと手紙をくれました。(え?そんなことある???しかも手紙うちの4倍くらいの文字量あった)
最終的に「結婚式、楽しんでくださいね」って泣いてくれた。(え?そんなことある???めちゃくちゃ綺麗な涙流しとった)
そのときはびっくりしすぎて笑っちゃってたけど、一人で帰るときちょっと泣いた。(そんなことある???)
いつも冗談っぽく「ウエダと会えへんのまじさみしい〜」とか言うてたけど、ほんまに実は寂しかった。
こんなにあったかい別れは初めてでした。
ウエダ、ありがとう。
元気でね。
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