ホテルの夜を温かく包み込む、小型炊飯器の夢を社畜は見るか？

最近とても欲しいものがあります。

Apple製品？そう、それはいつも欲しい。今度は中古で安く出回って来ているApple Watch Series 5を3万円ぐらいで買おうなんて、

いやいや、そうじゃないでしょう！

欲しいものは別にある。最近、めっきり増えた出張に関すること。それなら、旅先フォトグラファーとして最新のミラーレス一眼。

そうそう、それも欲しかった。

おっと、それでもないはず。そうだ！僕が欲しいものそれは........。

小型の自炊家電。持ち運びできる炊飯器に、調理器具、それが欲しくてこの数日ずっと購入を考えている日々。

それには、現代の深い病巣が横たわっていたのです。

世の中の病。それは、世界中に蔓延しているコロナウイルス。そのために、出張先での夜の生活が変わりました。

ふらふらと夜の街へ、空腹を抱えながら歩いていた日々が、消えたのです。昨今の僕は、そそくさと一番近いコンビニに入り、適当に弁当やら、飲み物やら、あれやこれや買い込んで、ホテルに帰る無味乾燥な日々。

それでも十分なのですが、そんな生活が続いていると、ホッカホッカのご飯が食べたくなる。熱々の味噌汁やおかず、お鍋などが恋しくなる。

体にも絶対そちらの方がお優しい。

そうして、気になったのがコンパクトな小型炊飯器。最近車中泊が流行っていますが、その時に大活躍していると噂されている優れもの。

ホテルの殺風景な中で、温かな炊き立ての湯気に包まれたご飯が食べられたら、それだけで明日の仕事も元気百倍と言うものです。

ギリギリ買う寸前まで行って、嫁さんと家電店に赴きましたが、どうしても踏ん切れず買わずじまい。

色々と懸念事項が払拭できず、このような結果となりました。

一つは、仕事で疲れて本当に自炊をするのか。炊飯器やお米。車で行くとしてもかなり嵩張る。何よりもものぐさな自身の弱さに原因が起因するものばかりです。

でも、身も心も温かいご飯を欲している。

これから超長期の出張が続くので、慌てずじっくりと考えたいと思います。