凡庸”Nikon”雑記「III」
Z6 IIIの思い続き
この間、ちょこっとNikon Z6 IIIの感想もどきを書いた。
いい意味でも、そうでない意味でも、話題になっていて、Nikon党としては、正直嬉しい。と、思っている。
確か、好きの反対は嫌いではなく、無関心だったとかなかったとか、うっすらと記憶に残っているす。
胸を張って
このカメラ、画期的な成長をした、と、胸を張って言えている人の方が、少ないじゃないかと思える。(もちろん、そうじゃない人も散見する、事実今、この瞬間、絶賛している人のYouTubeを見ている)
どちらかと言えば、手放しに褒め言葉を言ってしまったら、”負け!”、人よりも、うんちくのある写真、特に、動画の自称専門家にとっては。
コントラストが振り切る
そこはかとなく、意地でも、重箱の隅を針で突いても、見つけ出そうとする情熱を感じてしまう。
それは、新しく出たNikon Z6 IIIは、人々の意表をついた、待望した革新的な発展と、期待を裏切った部分の、陰影が激しい製品だから。
こうじゃないんだと、こうでなくちゃの、コントラストが、振り切っている。良いのか、悪いのか。
空想した普通の性能
僕が、過去、次のZ6を空想した時のそれは、評判が素直に良いZfの性能をそのまま引き継ぎ、サイズを一回り小さくして、そして、軽くする。これなら、価格は25万か30万ぐらい。
いろいろいと悪評高い動画性能も、Zfぐらいならば、悪くないのでは。動画は全くの門外漢だから、評価はいい加減なものだけど、僕の目では、Zfで撮った動画はとても綺麗だと思う。
僕みたいな、普通の人々ならば、その程度の改良改善されたNikon Z6 IIIを待っていたのかもしれない。
しない、できない、したくない
でも、その期待をわかっているだろうが、あえてそれをしなかった、できなかった、やりたくなかった、Nikonもなかなか大変だと思う。確かに、一歩どころか、数ミリ歩みを間違えると、消えてしまう戦慄の世界に違いない。
白物家電会社や、フィルム会社が、予想外の製品を次々出してしまう世の中なんだから。それに疲れて、お金持ちは、軒並みドイツのあれに手を出している。
無関心よりは最適
無関心は、一番あかんというけれど、Nikonはなかなか不憫な子。
写真でも、ピントが合わんとか、動画に追いつけないとか、動画は最悪とか、やっぱり他の振興メーカーに比べて、残念だ。と、言われ続けて、幾数数年。
最近まともになってきていて、(素人目線だから足りないところがあるかも)Z9やZ8で勢いついて、この、Z6IIIはいよいよ、下の機種にも投入となった。
絶賛している人も多く見かけるから、Nikonもホッとしているのだろうか。
綺麗なのがダメ
でも、動画の玄人は、どうしてもつつかないわけにはいかず、僕にとっては、ほんなんええんちゃぁうん。(そんなこといいのじゃないの)なんてことを言っていた。
映像品質とか、フォーマットとかに、引っかかるところがあると言っていた。それは仕方がない機能が及ばない、Nikonの力不足なんだろう。それは、しゃぁないとして、びっくりしたのが、Nikonの動画の絵は、綺麗すぎて、動画としては向かないと。
SONYや他の動画が強いメーカーの絵は、良い意味でさほど良くなく、と言うのか、ビデオカメラを長年作ってきたので、それに最適化された絵作り。それが、動画には向いているらしい。Nikonの、品質の高い写真が連続する、動画は違和感があり、向いていない。と、言っていた。
キレがあり、透明度が高く、精細な色表現の絵が、NikonのNikonたる所以だから、動画でもそこを捨てることは、決してない。その部分が、動画としては足りぬところだと言われているが、信じて進むしかない。
現実的に買うとして
で、もし、仮に、僕が仮に新しいカメラを買える機会が与えられたら、現実として、NikonZfか、未体験の高画素の絵を得るならば、かなり値段が下がってきた、Nikon Z7IIの中古になるだろう。
今や、驚くほど安く感じてしまう、NikonZfなんて、Z6III難民がこぞって買い求めるかもしれない。これで、こいつまで値が上がってしまうと、泣きっ面に蜂となってしまうのだけど。
いろいろ書いてはみたが、当分というか、買い替えの目処も立たないので、こいつ(Nikon Z6)と、 NIKKOR Z 50mm f/1.8Sの区合わせで、ハービー山口か、ソール・ライターを目指す!(気分だけは)
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