凡庸雑記「中途挫折その２」
どうにも僕は中途挫折、それもかなりいけるぞ！と感じたその直後に、すっぱり道が閉ざされるという、性癖（？）があるようだ。
というか、そんなことくどくどと、この間書いたばかりだった。
そんな僕のモヤモヤとした挫折への不安を、終わりようも無い現実だと実感させるようなことがあった。
なんだか、今回も底辺のつまらない話となってしまいそうだけど、別にいつもいいている文章の趣旨は、自己啓発や便利知識を紹介して、人様のために立とうとしては、決してないので、こうしてあくまでも話のネタとして書いてみる。（迷惑甚だしいけど）
この間から、何年も続けていたプログが表示されなくなった。そのことを前に書いた。
どうしたものやらと、心当たりを調べてみたのだけど、今ひとつ解決の糸口が見えない。レンタルサーバーにアクセスすると問題なく使えているようだし、データーは残っている。
さて？いかがしたものか。
その内、もう一つおかしいことに気がついた。どうも、プログを使っているレンタルサーバーはメールも使えるのだけど、そのメールが受信できなくなっている。
その時閃いた。もしかしたら、ドメインが無くなっちゃってしまったのではないかと。
ドメイン会社にアクセスし、ユーザーページに入ると、見事に登録ドメインはありませんと表示された。
なんと、忙しさにかまけて、全く放ったままにしていたら、ドメインがいつの間にか消えていたのだ。
確か、前にもこんなことがあって、その時は期間内だったからすぐ復旧でいたが、今回は失効してからかなり経っている様子。無事、復旧できるか今確認している最中。
それにしても、復旧できないと、結構困ったことになってしまう。本当なら、徹夜で復旧しなくてはならないだろうけど、なんだか疲れている今日この頃、やる気が出なくて面倒ごとにのめり込む勇気もなく、ただ、少しばかり不安になりつつ、今後の方向を思案している。
で、次にこれまた面倒ごとが突然降って湧いてきた。
前に、昨年から今年にかけて、かなり乗るかそるかの仕事をして、無事終えることができ、安堵していると書いた。
仕事というのは、脈々とつながっていている生物で、一つの仕事の結果が、次の仕事の命を生むか否か決まってきる。
昨年からの仕事は、瞬発的な利益のみならず、効果的で確実なこれからのためのデータを蓄積することができた。
未来の仕事の創造のため、多少の無理を承知で行い、そして、やりとげた。
これで数年は、安定した仕事が入ってくるだろうと、自分としては会社か何か、きっと自分が依存している組織に貢献でき、その中でのある程度の場所は確保できたと、自負していた。
が、今後経営の方向転換のため、今まで尻すぼみになるだろうと”推測”される、現在の顧客と仕事を捨てて、全く道の方向へ舵取りをすると、お上が宣言したのだった。
現状を打破し、未来をより豊かにするために、既存の栄光を捨て、突撃するという。内容はまさに突撃で、新規顧客の紹介や、つながりがあるわけではなく、カバン一つで飛び込み開拓をしたいと、目を輝かせて語った。
すかさずえらいビジネス書の一文を語るのは忘れない、このままでは「茹でガエル」になる。と、だいたいどこの怪しいビジネス書に書かれている名文だ。
が、どうも納得できず、危険な香りしかしないので、突き詰めて聞いてみると、お上は総合責任に収まり、どうも彼のいうところのカバン一つで飛び込むのは、どこかの誰かの様子。
一体誰か？と聞いてみるが、どうも要領を得ない。きっと、決まってないのだろう。
ただ、長い付き合いだから、彼の性格はよく知っている。きっと、私たちは、僕たちは、正論を振りかざし、立場を利用した上段からの一撃で、押し切れられるのに違いない。
嗚呼、せっかくここまで築いたのに、今までの労苦がすっかり消えて、影も形も無くなってしまうかもしれない。お上の話を聞きながら、頭は +１のハイキーでハイライトが飛んで何にも見えない状態になったのは、言わずもがなである。
運命というのは、邪な心を持つお気楽極楽野郎には、優しく頬を撫でてはくれないようだ。
最後に一言。誰だ、あいつに出来の悪いビジネス書なんか読ませたやつは！
これからは、気分を変えて横浜の青い空と、洋風な街角を。
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