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買ったばかりだというのになんとも残念なことが。青空に浮かぶ黒いUFO(未確認飛行物体)


買ったばかりのα7IIに問題発生

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買ったばかりのα7IIが大変なことになってまいました。大袈裟なことと言われそうですが、なけなしのお金で買った身としては、少なからず胸を痛めている問題に見舞われてしまいました。

落として壊してグジャグシャにしたとか、ポチャんと池に沈めてしまったなんてことはありません。そんなことがあったら、こうして落ち着いて書いてられないほどの人生の致命傷となって、二、三週間生きる気力を失っていたでしょう。

いったい何が起こったか。

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ある日の晴天の昼間、買ったばかりのα7IIとSIGMAのレンズを持ち出して、家族にはちょいと用事と言って小さな嘘をつき、少し遠い撮影スポットにいそいそと写真を撮りに行きました。

歩いて撮って、クタクタになり、持参したバッテリー2個分使い切り、満足して帰路についたのです。

青く澄み切った空に黒い影

さて、写真を現像しようとLightroomに取り込んで、一枚一枚でじっくりとこれは素晴らしいと自画自賛しながら現像していると、どうも気になるところが。

Α7IIの小さな液晶で見ていたときには全く気が付かなかったのですが、真っ青な空にポチポチと黒い点が。

なんだこれは!?と、他の写真を見直すと、いたる所に黒い点がぼんやりと浮かんでいます。これでは、せっかくの綺麗な空が台無し。これは、ちょっと…….。

避けては通れないセンサーの埃

あゝこれは、噂に聞くカメラを使い倒すと必ず起きると言われる、(特にSONYのカメラは他のメーカーより付きやすいらしい)センサーの汚れ。

ただ、この間買ったばかりなのに、それに、使っているのは単焦点一本。いろんなレンズを何回も付け替えることなど一切していない。何かの間違いではないか。きっと、気のせい。新しいカメラにこんなことは起きやしない。

と、いくら現実逃避しても、もう一度よくよく見るとやっぱり浮き出る黒い点。

このままでは撮ることなど出来やしません。何か対策を取らねばと、「センサー汚れ」で検索すると、出るわ出るわ。同じ問題に苦しんでいる僕の仲間がたくさん。

埃を取るためやれることからやってみる

調べると、まずはカメラに搭載されている、カメラの埃除去機能を試してみればいいとのこと。もちろんα7IIにもこの機能はあります。それからとにかく試してみることに。

SONYの「イメージセンサーの汚れ具合チェックとクリーニング方法」を参考にいざ!

★α7IIのセンサー掃除を実行

「メニュー」→「セットアップ」→「クリーニングモード」を渡って、「実行」


ブルっと生きているようにα7IIが震えて、止まる。止まったら電源を落としてと表示されるので、素直にOFF。これで、万事解決、だろうか?

これでどうだと、再び晴天の空を写すと、少なくはなったがやっぱり黒い点が。これは、根本的に除去をしないと、美しい青空は撮れないかもしれない。少し心が青色(ブルー)に。

気を取り直して何度か試してみることに。こうなりゃ意地でも取ってやろうじゃありませんか。

センサーの埃を直接落とす荒技

次に試したのが、直接ブロアーでセンサーに風を吹き付け埃をとる方法も。直接センサーとなると傷つけそうで恐ろしい。事実、危険であることを語っている方もいる。ただ、何事も試してみないとこのままでは終われません。

レンズを外し、センサーを下に向けて、(これが重要とのこと。ホコリが下に落ちるように)ブロアーで数回吹き付けます。結構緊張します。それに、センサー面は下を向いているので全く見えない。取れたかどうだか?

安全安心SONYサービスに頼みたいのだけど

何か安心して根本的にゴミ処理ができないだろうかと検索。SONYのサービスセンターでセンサー掃除をやってくれるようです。色々やってダメなら安心安全のサービスセンター一択。でも、掃除してもらうと3千円ぐらいかかります。一番近い秋葉原までの交通費を加えると、そうやすやすとは行けません僕は。

それに、もっと恐ろしいことがわかりました。SONYのカメラはとんでもなくゴミが付きやすいらしいのです。そう言えば光の魔術師のイルコさんが、SONYとCanonそれぞれ同じように使ったら、Canonは使えるのに、SONYはセンサーが埃まみれになって、絞って使えなくなるなんて語っていました。

「SONYセンサー埃」で検索し見つけたサイトでは、一日撮った後には必ず埃が付いている。OLYMPUSはそんなことなかったのに云々とうとう…….。やはり、SONYのカメラのゴミとの戦いは長く苦しいものになりそうです。

いろいろ試して解決しないようなら、持っていくしかないのですけど。ちなみにセンサーを掃除したもらい、その後これで安心と写真を撮り歩き、帰って確認してみたらまた付いていた。なんて、背筋が凍るような話もありました。

これには頭を抱えてしまいました。

灯台下暗し、そうだマップカメラがあるじゃないかそんなことをあれこれ考えていたら、思い出しました。

このカメラ、天下のマップカメラさんでついこの間買ったもの。半年はサービス期間だったはず。もしかしたら、センサー掃除を無料でやってくれるのではないか!?なんて、都合の良いことを思いついたのです。

早速、マップカメラのユーザーサイトに飛んで、問い合わせから、「この間買ったないとかです。センサーにゴミがついて写真に黒い点が付きます。センサーの清掃等対応はいただけますか。なんとかかんとかとうとう。」

と、送ってしまった。

後日、返答があり。「送ってくれたメールでは販売記録が見つからないので、購入レシートか番号を送って欲しい」と。

すぐ、内容を記入して返信。返答はまだ来ておりませんので、結果はわかりませんが、あくまでもダメもとなどで、センサー掃除してくれたらもっけもん、ぐらいの悠長な気持ちで返信を待ちたいと思っております。

ゴミ問題と付き合いながら

とても気に入っているカメラとレンズ。これぐらいのことは、よけいに愛着が湧く些細なこと。と、言い聞かせながら、これから楽しく写真人生を送っていくつもりです。

といいつつゴミ問題は深刻です。撮影前には必ず「クリーニングモード」を動作させて、センサークリーニングを行わないといけませんし、何日か撮り続けた後には、センサーを直接プロアーで吹いて、掃除しなくてはいけない。

それと、センサーを直接拭いて掃除するキットもあるようなので、そいつも近いうちに買っとかなきゃと思っています。

素晴らしい写真生活を手に入れましたが、新たな悩みと心配事が湧いて出てしまうとは、なかなか世の中うまい具合にいかないものです。

ちょっと心の中でNikonを裏切ったからか?なんて、思ったりして。

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ちなみに上の写真。色々試してから撮影しました。かなり埃は取れて綺麗な青空です。でも、一二箇所やっばり写っています。あれだけやったのに、少しがっかり。

レンズのことを考え直す

これだけゴミ問題が深刻なら、これからのレンズを考え直さなくてはいけません。

今使っているSIGMA45mmがかなりお気に入りなので、次は同じSIGMAラインナップの65mmか35mmをと考えていました。(買える目処はたっていないのですけど)

でも、僕の撮影は埃の多い街中でのスナップがほとんど。単焦点のレンズを頻繁に変えていると、あっという間にセンサーが埃まみれになって、幻想的な草間 彌生のオブジェみたく、空一面に黒点が広がってしまうでしょう。きっと。

それを、芸術だと胸を張って主張できない凡庸で気弱な僕なので、単焦点を諦めるしかありません。もしくは、一度出たなら、単焦点レンズ一つ、交換無しで勝負に挑むしかなさそうです。

それでも潔くていいのですが、事実この数年はそれで撮っている。だけど、撮っている最中にゴミが入り、目も当てられない結果になったら、目も当てられないほどの惨劇です。

そこで、質の良いズームを買うべきなかな?とも、思っています。これも、買えたらの話、全く目処は立ちません。

でも、次を考えるなら、使い勝手や写真の確実性を高めるなら、それしか選択はなさそうです。

ちょっと、気になるズームだと十万前後。悩ましく苦しい課題が増えてしまいました。


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