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コーヒーチケットとペイフォワード

夏休みにパクチー銀行で「きょなんブックフェア」の名称で #一箱古本市 をやってみることにした。鋸南でずっとお世話になっている不動産屋の友人と、彼女が紹介してくれた小学生の息子を持つお母さんの提案もあり、実現することになった。

小規模ではじめて、毎年夏の恒例とか、年2回やるとか、そういう形にまとめたいと思っている。で、本箱オーナーとその家族、友人などが繰り返し来パクする可能性もあるので、来やすくなるように考えてみた。

リピーターの負担軽減

パクチー銀行の表向きのスタイルはカフェなので、来たらコーヒーかビールを一杯ぐらい飲んでほしいと思っている。普通の人はだいたいそうしてくれる。そう言う人にきちんと報いたい。そこで、コーヒーの回数券を作ることにした。現在、パクチー銀行で販売しているスペシャルティコーヒーは600円〜750円だが、回数券を11枚綴り5500円で販売し、一杯あたり500円になるように設定する。

子供にも本物を楽しんでもらう

パクチー銀行はソフトドリンクとして自家製フルーツヴィネガーを提供している。房州産のフルーツを漬け込んだ甘酸っぱい飲み物。子供も大人も大好きだが「酸っぱい」ことを敬遠される方もいるので、お子さんの飲み物は保田駅前の自動販売機で買って自由に持ち込んでもらっている。

ちょっといい感じのオレンジジュースやリンゴジュースを用意していることもあるのだが、子供が全然来ない/ジュースを望まないこともあり、ほとんど僕が自分で飲んだ(笑)。

夏休みはこのイベントもあり、子供もいつもより多くくるであろう。そこで、国産バナナのシェイクを用意することにした。

サハラマラソンを一緒に走った友人の小島さんが、富津市でバナナを作っている。一昨日から道の駅保田小学校にも出荷を始めたらしい。輸入物に比べて圧倒的にコストがかかっていて高いが、モノはよい。なにより地産地消できることは素晴らしい。車で30分で行けるところに生えているバナナを楽しんでもらいたいと思う(これから器具を買ってレシピを考案する)。

ペイフォワード

回数券は持って帰ってもいいし、置いていってもいい。置いていく人は、誰ても使えるようにする。

たとえば、
・「学生さん、どうぞ」
・「コーヒーの感想を、メンションしてinstagram/Facebookに書き込んでください」
・「手紙ください」
・「頭取にあなたのことを語ってください」
・無条件
というように、使う条件を書き込んで、誰かのためにコーヒー代を払うことができるようになる。

最初は、コーヒーチケットから初めて、いろいろなものを誰かに買い与えることができるようにしたい。

パクチー銀行券

パクチー銀行券を他人のために買うことができる。行内の壁に貼っておく。誰でも利用できる(または、購入者が利用者の属性などを特定できる)。

パクチー(P)コワーキング(C)ランニング(R)を愛する、PCR+ な旅人です。 鋸南(千葉県安房郡)と東京(主に世田谷と有楽町)を行き来しています。