トイレが近い僕が始めたこと

僕は比較的周りの人よりトイレが近い学生だ。病院で検査してもらっても理由はよく分からないらしい。心因性頻尿、と名前がついているけれど、実際のところ、原因はよく分からない。

トイレが近いと困ることは山ほどある。まず授業が辛い。大抵の場合高校が50分、大学なら90分だけど、どちらも耐えられない。大抵30分、長くても45分ぐらいが限界だ。50分だと最後の5分は話が頭に残ってないし、90分だと授業中に1回か2回は席を立たなくてはならない。テストの時も同様だ。特別に許可を貰って抜け出せたりはするけれど、先生に理解してもらえないこともある。

また、僕の場合季節によって症状が変わる。夏の暑い時期はあまりトイレに行かなくて済むが、問題は冬だ。電車で学校に通ってるけど、電車に乗るのがとても怖い。今ここで急にトイレに行きたくなったらと思うと冷や汗が出てきて軽くパニックを起こしそうになる。急行の電車なら次の駅まで15分ほどだけど、その時間がとても長く感じられる。

もちろんそんな状態で旅行なんて行けたもんじゃない。何時間も車に乗ってるなら行かない方がマシだ。最初は色んな場所に行きたかったけれど、今となっては外に出る時にも少し不安になる。

何とかして解決したい、そう思っていろんなことを試した。別のことを考えるようにしたり、ひたすら我慢してみたり。朝のコーヒーをやめたり、運動もした。でもどれも効果があるとは思えなかった。

そこで僕は考え方を改めた。解決するための方法を探すのではなくて、まずは体を出たり入ったりする水分を記録していこうと。そうすることで何かわかるかもしれないし、体に問題がないなら飲む量に問題があるかもしれないと考えたからだ。
ただ、汗の量まで細かく管理することは難しいから、記録する内容には限りがある。具体的には、食事、飲み物、その量、排泄物、射精(ごめんなさい、でも体から出るものなので仕方ない)、運動内容、コーヒーを飲んだか、そしてこれら全ての時刻に、就寝・起床時刻を加えて全てExcelに入れて管理している。一応こんな感じ、という画像はあるけど、さすがに射精した日じゃないのを上げておく。

他の日は近所のお店の情報が載ってたりするので上げられないけれど、大体こんな感じ。色分けは排泄か摂取かで分けている。

これを初めて約2週間ぐらい経つけど、気持ちはかなり楽になった。俺はトイレが近い人間だ、とずっと思って生活してるとトイレに行くたびにその印象が頭の中でずっと強くなっていっちゃうけど、記録に残して後で見直すことでそうでもなかったんだと思える。
徐々に外に出て試してみようという気持ちにもなってきてるし、悪くは無いと思う。ただ、まだ始めて2週間しか経ってないし、今は夏だから次の冬でどうなるかはわからないけど、冬のことは冬にまた報告が出来たらと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?