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「魅惑の心理」マガジンvol.49(自分のやりたいことの見つけ方)

最近、何かをやりたいと思うのだけど、そもそも何をしたら良いかわからない。自分が何を楽しいと思うのか、やりたいのかわからない。そんな相談を受けることが増えてきました。そこで今回は自分のやりたいことを見つける方法をまとめていきたいと思います。

そもそもなんで人は自分のやりたいことがわからないのでしょう? 

これには色々な理由や背景が複雑に関わっていると見えます。ひとつは「我慢を強いられる社会」に長くいたことでしょう。学生、主婦も、会社員もやりたいものよりもやらなくちゃいけないレールの上を走らされています。そこに長いこといると、やりたいことの欲求不満に陥るか、やりたいことが無くなってしまうかのどちらに偏ると思います。後者の人は、やりたいことを思ってもできないし、してはいけないと思っているので、やりたいことをどんどん心の奥に追いやってしまうのです。やりたいことを考えると辛い。その状態は苦しいので、無意識に考えないようにしていくのです。そんな状態を何年も続けると、人はやりたいことなんてわからなくなってしまいます。

こうした期間を長く持てば持つほど、心の中に追いやった「本当はやりたいもの」が心の奥に行ってしまい見つからない危険性も出てきます。ですから、早めに自分のやりたいことを取り戻す必要があります。

ではそんな人にやりたいことを見つける方法を後半に説明していきます。

基本的には過去に経験したことの中に本当はやりたいことがあるケースと、やっていないことに興味を持ってやりたいと考えるものがあります。あなたがこの先、心をときめかせて、「これをやっていきたい」と考えるものを引き出す方法を考えてみましょう。

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