台湾地震でTSMCの生産に影響!エヌビディア暴落も…?/4月3日
今朝の台湾地震(マグニチュード7.7/最大震度6強)でTSMC(台湾セミコンダクター)の工場への影響が懸念され、半導体銘柄が幅広く売られる場面がありました。まぁ半導体チップの製造を請け負うファウンドリーの最先端、世界最大手の工場ですからね。
工場を持たないエヌビディア(NVDA)もアップル(AAPL)、AMDなどもTSMCに製造を委託していますので、大問題ではありますけどね。
もっとも、直下型地震が起こったのは東部であり、半導体工場は西側に集中していますので、今のところ影響は軽微なのかなと。大体震度4程度なので。耐震・免震構造でしょうしね。知らんけど。
TSMCも従業員は全員無事とし、避難したのも工場のマニュアル規定によるものとして、さほど深刻な被害があるとはしていません。
まぁ株価も買い戻しが入っているので、そこまで心配することはないのかなと。短期的には押し目なのかなと思います。
◆金利が下がりにくく上値は重いので、米国株を慌てて買う必要ナシ!
とはいえ、昨日のブログでも解説しましたが、あまり慌てて買う必要はないでしょうね。
米国株に関しては、根強い金利高が上値を重たくしていますからね。金利高の背景としては、大企業が前倒しで資金調達している、債券(社債)を発行していることもあるようです。
まぁボチボチ利下げはあるわけですが、米大統領選の不確定さ、中東情勢なども踏まえると、今のうちに資金調達を確定させておきたいという意向のようです。
来年以降、そこまで金利が下がらない可能性も意識されているので、とりあえず確保できるもんを先に確保して…という流れのよう。
となると、週末の米雇用統計がクソみたいに弱ければともかくとして、予想並の数字が続く限りはそこまで金利も下がらなそうな雰囲気。台湾地震やイスラエルの空爆による原油高もありますし、米国株を慌てて買う必要はなさそう。
◆日本株は神田暴威のブレーンバスター炸裂で一段下の可能性も!
米国株にも絡んできますが、週末の米雇用統計が強いと、ドル高から防衛ラインの1ドル=152円を超えそうで、そうなれば神田暴威(財務官)の垂直落下式のブレーンバスター、為替介入がありそう。
日経平均もブレーンバスターを喰らって一段下に下げそうかなと。あと、円高になることを踏まえれば、その時に多少ドルに換えて米国株を少しずつ買う程度で、良いわけで。
というわけで、短期的には日米ともに株を慌てて買う必要はなさそうなので、5割程度のポジを確保しているのであれば、もう少し押し目を待って良さそうなのである。
岐阜さんも買ってるしね…。ポジが5割以上で重たくなってる場合は、跳ねたら少し減らすぐらいの感じでパンパンにし過ぎないほうが良さそう。
もちろん、いずれは上がると思いますし、これから大きな押し目があれば当然の如く追加しますけどね。要するに、株価が上昇基調に戻るタイミングは少し先になりそうなので、そのつもりで見ておきましょうということで。
【PR】株価が調整しているので出遅れ勢は絶好のチャンス!テスタさんの限定動画も見れる松井証券でNISAを始めましょう!私もこちらの口座を使っています↓