バイデン死亡説?カマラ・ハリス大統領爆誕へ…相場は急速に巻き戻し進む/7月23日のトレード戦略
バイデン大統領の健康状態を危ぶむ声が出始めましたね。先週末にコロナ罹患→大統領選から撤退→おじいちゃん、やっぱり戦う→撤退正式決定という流れから、5日も表舞台に顔を出していないとのこと。
確かに、通常であれば病院からビデオメッセージでも何でもやって、自分の口で撤退について説明するのが当然というか。
しかも、週明け月曜日のミーティングを緊急キャンセルし、今週の予定を全部白紙にしたと伝えられています。
本当に重篤な状態にあるか、あるいはバイデンの意に沿わない形での撤退宣言(単に忘れてしまった可能性も)で揉めまくりの可能性すらありそうなのが笑えないというか。
相場的にバイデン大統領が死亡となれば、瞬間的にそれなりに荒れそうなので警戒は必要でしょう。値動き的には上昇してきた株を利益確定して売る動き、売ってきた円を買い戻す動き、株安・円高に警戒でしょうか。
◆リスクオフと相場の巻き戻しでクロス円は散々
米金利はまぁまぁ高いのですが、全体的にリスクオフ模様というか、特にクロス円、中でも豪ドル円が中国の景気悪化や利下げを受けてズブズブなので、円高の流れとなっています。
ドル円も底抜けは免れていますが、上がればすかさず利食いという流れで上値は重たいままなので、なかなか厳しいですね。
ドル円もかろうじて底割れは避けているといった所でしょうか。引き続き、154.00円レベルが大底ラインではありますが、下値に関しては50日移動平均線のある155.50円レベルは介入後の安値付近でもありますし、その下の155.00円の大台節目もあるので、ここを割り込んでくると辛いところです。
155.00円を割り込んでくると、ゴールデンウィーク(4月29日-5月1日)の安値水準となる154.00円レベルが見えてきます。やはり155-156円レベルでどれだけ下値を固められるかが勝負ですから、154円も割り込むのであれば、一旦損切りでしょうか。
早めの場合は、155.00円割れで一旦撤退しておくと良いでしょう。上値も重いですし、すでに急反発した157円台では戻り売りに押されていますから、安定して157円台を維持できるようになってから本格的に買っても遅くないですしね。
というわけで、今の押し目水準で拾いつつも、下げ止まらないようなら撤退も考えてトレードしたいですね。
ドル高・円高のリスクオフ気味の流れの中で、クロス円は厳しい流れになっています。まぁ逆になれば、あっという間に戻してもおかしくはないのですが。
戻す時は早いんですが、202円台すら戻せなくなってくるようだと、かなり厳しい感じはありますね。ドル円が155円台を維持してる限りは頑張れるでしょうが、割り込んでいくようだと198円レベルが見えてしまうような…。
とりあえず、今の水準では買いですが、ドル円が重要なポイントを割り込んでくるなら損切り・撤退です。
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◆早朝の決算で相場の流れが変わるか?調整継続なら一段安も
株式市場も同様というか、一旦はトランプ大統領の再選を織り込む形でトランプ・トレード、セクターローテーション気味の値動き(高かったハイテク株を売って安いバリュー株を買い戻す)から、ややリスクオフ(回避)に傾きました。
特にバイデンが撤退するのしないので、不透明感が増したこと、さらには決算シーズンということで利益確定の動きも出て、トータルでリスクオフ気味の流れになったこともあります。
とはいえ、バイデンが正式撤退して、後任としてカマラ・ハリスという流れで一件落着かと思いきや、相場は浮き足だったままって感じですね。流石に一部半導体銘柄は買い戻されて反発しました。
とりあえず、明日(24日)早朝にテスラ(TSLA)とアルファベット(GOOGL)の決算が発表され、ここからしっかり戻して全戻しまでいけるのか、それとも調整継続でグダグダなのかは、まずはこのビッグテックの決算が鍵を握ることでしょう。
米国株指数でどうこうということはないですね。もうすでに十分高いというか、押し目があれば拾うぐらいで構えておくのが良いのかなと。ここで崩れていくなら、喜んで買いたい。19,000ポイント割れから拾えれば言うことなしです。
最近、少し生成AIブームに対する注目度が下がっているので、買いたかった半導体銘柄を買う機会と考えておきたい。中心のエヌビディア(NVDA)を抑えつつ、アーム(ARM)などを摘んでおきたい。
日経平均は完全に海外勢のおもちゃというか、暴騰して3日で戻ってくるとか、節操がなさすぎて。ただ、下げても38,000-39,000円レベルでは値固めされていて底堅いでしょうから、このレベルからならコツコツ買っていけば問題ないように思います。
こんなところでしょうかね。久々に株安・円高の流れとなって、米国株を買うまたとないチャンスとなっていますので、買い遅れていた人はぜひこのタイミングで投資を始めていただければと思います↓
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