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【半導体の基本】バブル?日経平均、エヌビディアはまだ上がり続けるか/2月24日

早くも来週早々に日経平均が4万円の大台に到達してしまうかもしれません。まぁ来週崩れてしまうと、大台節目の40,000円が小天井になってしまいそうですが、それでも大底36,000円ぐらいで意識して買ってけば良さそう。

上記ブログ記事でも解説した通り、ドルベースで見ればまだまだ日経平均は割安ですからね。円安、中国からの資金移動、AIバブルという3つの要因がある限り、そうそう大崩れはないのかなと。

ドル建て日経平均(日足)チャート

ご覧のように、ドル建てで見た時の日経平均というのは、2021-2022年の高値水準すら上回っていないわけで。世間ではバブルだバブルだ言われてますが、海外勢からすれば非常にリーズナブルな状況は変わらず。

最近では欧州の銀行を介して、中東からも買いが入っているようで、大型株は下がってもすかさず押し目が入る状況ですからね。需給的に見てもまだまだ強いです。

来週は月末のリバランスがそれなりにあるとの指摘もありますが、それで下がれば押し目が入って買われるだけであって。買えてない人は月末リバランスに向けて買い場探しするだけでしょう。

とにかく、繰り返しているように株はいつでも買い場であり、今は雑に買って下がるのをお祈りするだけですね。下がれば押し目として喜んで買うだけ。

3-3-7のリズム(資金を13分割して)で、とりあえず3買って、日経平均なら38,000-38,500円で3追加。38,000円割れると一旦崩れそうなので、大底の36,000-36,500円ぐらいまで待って7追加のラストナンピンで気絶で良いと思います。

そんな感じで、今日はみんなが気になるエヌビディアについて、基本から簡単に解説しておきますので、よろしくお願いします。

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◆半導体の基本のき!スイッチの集合体です

量子コンピューターを除いて、コンピューターはほぼ「0」か「1」か、スイッチの「ON(真)」と「OFF(偽)」だけで、あらゆる計算をし、あらゆる表現を可能にしています。

そして、電気をよく伝える物質を「導体」と言いますが、半導体は金属のように電気を伝える性質と、ゴムのように電気を伝えない性質の両方を合わせ持ちます。つまり、半導体とは電気を伝えればON、伝えなければOFFと、要はスイッチの集合体だと思えば良いです。

できる限り小さく・薄く、たくさんのスイッチを積めば積むほど性能は上がるので、ひたすらそれを競争してきたと。その中でも、特にエヌビディアの作るGPUがAIの機械学習に最適であるとわかり、世界が争奪戦を繰り広げています

◆CPUとGPUの違いは?

ちなみにCPUとどう違うねん!CPU作ってるインテルとどうして差がついたのか?っていう質問をいただくことが多いのですが、用途と得意な作業が違います。

CPU(central processing unit:中央処理装置)はあらゆる計算、処理をできる反面、並列処理は苦手です。

一方、GPU(graphics processing unit:グラフィック処理装置)は、主に画像・映像関連の計算しかできませんが、並列処理・同じ計算をするのが得意です。

一昔前までは、エヌビディアのGPU(ビデオカード)を買って、オタク君が無駄に3Dベンチマーク(3Dポリゴンの計算処理をさせて点数を競う)させて3万点超えた!(フヒフシュシュ…という、ほぼ全く意味のない使い方しかできませんでした。

が、GPUの並列処理の強さがビットコインなど暗号資産のマイニング(採掘)との相性が良く需要が急激に高まった他、AIの機械学習にも使えるということで、エヌビディアのGPUは世界中で争奪戦となっています。

朝日新聞さん…ローエンドでも1枚数万円、ハイエンドだと1枚数百万円で売れるのがGPU、半導体なので、半導体で飯食ってください。

◆シェア98%!AI開発は強制一生一緒にエヌビディア

ちなみに、エヌビディアは2023年のデータセンター向けGPU市場で98%のシェアを獲得したと報道がありましたが、なぜこんなに圧倒的かというと、現在のAIそのものが、エヌビディアのGPUを使うことを前提に作られているからですね。

要はエヌビディアと一緒に機械学習、生成AIというものが成長してきたので、エヌビディアなしでは考えられないというか。AI開発は強制一生一緒にエヌビディア状態なんですよね。

それでも、アップルやマイクロソフト、アマゾンなどの超巨大企業はエヌビディアに頼らない生成AIのあり方を模索していますが、それができれば苦労はしねぇって話で。しばらくエヌビディアの覇権は確定しています。

◆サイクル的にも400-500ドルを割り込む展開は考えにくい

Xでもブログでもエヌビディアについては何度も取り上げてきましたし、500ドル台で高いと言われながらも、400ドルを底として買えと去年は散々言ってきたので、アライ塾生はきっと買っていると思います(ドヤァ…)言いましたよね↓

売りボタンを捨てろ!まぁ流石に高いですし、想定以上の乱高下はありそうですが、言うても金利高もボチボチ限界なわけでね。弱めな米経済指標が出れば、金利低下でナスダック周りは狂い上げでしょうから。

エヌビディア株価(日足)チャート

650-700ドルぐらいまでの調整下落は当然にありそう。かといって、400-600ドルで買った人が全員死ぬってことはなさそう。シリコンサイクル(好況と不況が3-4年程度の周期で入れ替わる半導体市況の特色)的にも、不況から脱したばかりなので、短くてもあと1-2年は持ちそう。

まぁ個人的には、直近の決算はエヌビディアにしては普通決算だったので、いったん下がるんじゃねーかなぐらいに思ってたので拍子抜けというか。やはり、AIバブルを信じきれず、出遅れていた人たちが構わず高値でも突っ込んでる構図は変わらずか。

400-600ドルぐらいで買った人が全員死んでしまうような相場にはそう簡単にはならなそうなので、とりあえず乗り遅れた人も今の水準から3買って、700ドル前後まで垂れるなら喜んで3追加、最後は550-600ドルで7追加ナンピンで気絶でしょうか。

◆バブルはいつ弾ける?ミーム株が増えてきたら要注意!

バブルが弾ける時がいつかは誰にも分かりませんが、スーパーマイクロ(SMCI)みたいな銘柄がボコボコ増えてきたら要注意でしょうか。

GPU冷却システムの需要が云々言われますが、あんなの冷却ファン作ってるだけの会社なんで。そんなに儲かるわけないから、誰もやってないわけで。半導体銘柄ですらないので、買わないようにしましょう。絶対壊れますからね。

スーパーマイクロコンピューター(日足)チャート

オモチャとして上がっているだけなので、触らない方が良いです。AMDも同じく、全然シェアが奪えてないのに期待感だけで上がりすぎでエヌビディア以上に割高なので、触る必要全くなし。まだ省電力設計で需要が爆上がりそうなアーム(ARM)の方が可能性はあるかと。

エヌビディアが高すぎるという声は承知の上で、テンバガーは無理でもまだ2-3倍ぐらいはありそうですからね。多少レバレッジをかけて買うなら、3-4倍の夢は観れるので、まずはそれを意識して、買い進めていけば良いと思います。

とにかく、押し目が日和らずきたら喜んで買うだけ。バブル崩壊とか、毎年叫んでるアナリストを相手にしても仕方ないかと。どうせ利下げになれば、ナスダックは上がる。バブルはコッカラッス!!

これは大草原不可避wwwwwwww

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