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まったりキャットハンズ(2023年度5・6月)

【寸評】

 6月を終えた時点でパリーグ最下位に沈んでしまったキャットハンズ。投手陣は立て直せないままであり、チーム防御率5.50は以前断トツのリーグ最下位となっている。特にリリーフはリーグ唯一の防御率6点台を記録する等、入れ替えも激しくなっており、なんとか一軍定着する選手が現れてくることを期待したい。
 打線もリーグ最下位の300得点と、打率は上位とあまり差はなく、長打が少なく、得点圏での打撃が得点に結びついていないため、それらが改善されれば、最下位脱却が見えてくる。

【投手】

・先発投手

 期待の若手である庭野が先発で唯一3点台を記録している。規定投球回にはギリギリ到達していないものの、6月は4試合に登板し、防御率2.00、2勝で6月度月間MVPで2位に入る好成績を残している。
 エースの芝﨑も不調だった開幕から調子を戻してきた。12試合に登板し、防御率4.08、5勝6敗と負けが先行しているがQS67%、HQS42%と成績は良くなっている。
 一方で、三枝、小糸の代わりに起用した赤堀、安斉はいいところが見れず、登録抹消となった。代わりには最速155㎞/hを記録するストレートが武器の3年目の八鍬と、変化量の多いカーブ、スプリットを操る左腕の徳永を起用する。

・中継ぎ、抑え投手

 調子のよかった猪狩、本西、抑えの中尾含め、多くのリリーフが5、6月で成績が悪化し、登録抹消となった。
 入れ替わりが激しくなる中、大岡は19試合に登板し、防御率3.24、3勝、1セーブ、9ホールドと安定感をある投球を見せている。また6月から昇格した大塚も9試合に登板し、防御率2.40と好成績を残している。
 残りは7月より起用される選手らで、特に山城、二宮はこれまで先発で起用されていた選手であり、この配置換えが吉と出るか、凶と出るか。また抑えにはこちらも先発型の永川を抜擢しており、最下位からの脱出に向けて、大きな賭けとなる采配を振るった。

【野手】

 4番に入るフィッシャーが打撃好調。打率.340、54打点はいずれも
リーグ2位の好成績をマーク。OPSは脅威の1.048とリーグ1位のスラッガーである。
 また5月より先発入りしたボイスは48試合に出場し、打率.294、9本塁打、29打点と、フィッシャーの後を打つ5番として期待に応えている。
 それでも打線のつながりに欠けており、外野の相木が疲労蓄積により、一度登録抹消となったこともあり、2軍で生きのいい3名の若手(小倉、南條、坂内)を1軍でスタメン起用する賭けに出た。特に外野の坂内のスタメン起用は、守備で秋野への相当の負担になり、守備力の低下は免れないが、打線のつながりが生まれ、最下位脱出する上昇気流になることを期待したい。

【検索用ワード】
 パワフルプロ野球、パワプロ、オーペナ、架空球団

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